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アトピーがひどくなり、脱ステをしました

1.アトピーがひどくなり、脱ステをしました

今年に入り、アトピー性皮膚炎がひどくなってきました。そこで思い切って脱ステをしました。脱ステとは、脱ステロイドの略称です。お医者さんから処方されるお薬は、ヒフのかゆみや痛みの症状を抑えることを目的に有効なお薬です。処方に従って使っている限り症状は抑えられ、円滑な日常生活を送っていけるようになります。しかし使用を勝手に止めてしまうと、ひどいリバウンドを生じることがあります。私の場合は、止めて数時間後には全身湿疹で覆われ、顔はゾンビのように腫れ上がり、かゆみと痛みにさい悩まされました。

2.薬の量が増えることを懸念して、脱ステを決行しました

それでも脱ステに踏み切ったのはなぜか?そのままでは、症状が少しずつ悪化し、飲み薬・塗り薬ともに使用量が増えたり、強い効き目のものを使わないといけなくなる状況が想定されました。かかりつけのお医者さんからも「重傷」と引導を渡されていた経緯もありました。

今年に入って、東京ではコロナ禍で緊急事態宣言が発令される状況もあり、仕事が一段落してしまった状況もありました。タイミング的に自身の治療に少し日数を割いても良いという判断があり、脱ステを試みようと思った次第です。でもそれはやがてしばらくは間違った判断であったことも知れないと、辛酸を嘗める日々を迎えることにもなりました。。

3.本来であれば、お医者さんと相談して薬の量を減らしていくべき

本来であればどうするのが良いのか。食事を見直したり、ライフスタイルを変えたりしながら、少しずつ病気の症状を和らげていきながら、薬の量を減らしていくことが望ましいとされます。日常の生活や仕事にあまり支障をきたすこともなく、かかりつけのお医者さんとも相談を少しながら少しずつ改善に向かう方法が、一つの賢明な選択とも言えます。でも私はその選択を取りませんでした。

4.脱ステをして、プチ断食をしました

脱ステをして、全身が湿疹で覆われ、顔はゾンビのように腫れ上がり、iPhone の顔認識も効かなくなりました。いわゆるリバウンド状態です。それで私は何をしたか?プチ断食をしました。プチ断食とは、一切の食を完全に絶つ断食ではなく、ビタミン・ミネラルなどを補給しながら、比較的短い時間、食事を控えるスタイルです。個人でも安心して行える断食です。断食をすると、胃が休まり、血流は胃から全身へと回り、排泄力は高まります。飲み薬、塗り薬を絶って、ただでさえ身体は発疹で覆われるのに、さらに追い討ちをかけるように断食をして、その発疹を促す行為に出ました。

5.プチ断食で、症状は好転反応しました

理屈としては、断食をすることで、胃を休め、血流を全身により行き届かせることにより、体内に溜(た)まっている老廃物を燃焼したり、さらに外に排泄していくことで、心身を早くスッキリさせようというものです。結果的には、しばらく微熱が続くこともあります。見た目は「悪化」したように見えても、症状を良好に向かわせる好転反応と捉えることができます。実際、今回の私の脱ステでは微熱は2週間に及びました。全身かゆみに襲われ、かさついている上に、浸出液が後を絶たずに流れ出てきました。とくに夜はひどく、ほとんど眠れない日々が続きました。湯船に浸かることもできず、シャワーのみで過ごしました。

6.脱ステの判断を見誤りました

2週間もすれば、峠は越えると診(み)ていました。でもその判断は甘かったです。実は(今よりも)若い頃にやはり脱ステを決行したことがあって、ひどい状態を経過しましたが、ほとんど2週間ほどで峠を超え、当時勤務していた会社を1日も休むことなく脱ステに成功した経験がありました。でもそれは過去の栄光でした。歳を重ね、状況は一変していました。

7.症状がいったん治まったかのように見えて、第二波が襲ってきました

確かに、脱ステを決行してから2週間ほどが経ち、腫れ上がっていた顔のむくみは引き、全身の湿疹もひいてきました。しかし、その頃から以前にも増して、浸出液の量は増えてきました。それまでは、むくみ、かゆみを伴うことで済んだというと少し語弊がありますが、まだなんとか凌げていました。ところが身体の状態が良くなくなってきて、第二弾として、身体から本格的に排泄するステージへと移りました。若い頃に行った時の脱ステは、むくみと発疹と浸出液の排泄が一気に訪れて後はスッキリ「抜けた」感じだったのですが、今回の脱ステにおいては、「余波」が容赦なく襲ってきました。

8.脱ステに挫折しました

脱ステを決行して、2週間後にある程度発疹が治り、顔のむくみも引き、iPhonesもまた顔認識をしてくれるようになりました。Facebook では、脱ステの勝利宣言を行い、仕事も生活も「通常」に戻れると確信をしていました。その矢先のことでした。悪夢が訪れました。夜中の浸出液の排泄が想像を絶していました。夜寝付けないことはおろか、かゆみも激しく襲ってきました。そして私は挫折を味わいました。ステロイドの飲み薬を服用し、落ち込んだ自分を救いました。飲み薬は使わなかったものの、飲み薬は再開をして、最悪の症状を抑えるという苦渋の選択をしました。

9.脱ステを再開しました

脱ステをいったんは断念して、1週間ほどは飲み薬を続けながら、食事制限もゆるやかにして、身体が欲するものを食しながら、身体の状態を持ち直すことを優先しました。そして私は再び脱ステを再開しました。次回は、実際の脱ステでどんな断食をしていたかを中心にお話ししようと思います。また、脱ステを断念してまもなく、思いもしない幸運が訪れることになります。それはクラハこと、クラブハウスとの出会いです。私の食生活とライフスタイルは大きく舵をとっていくことになります。

10.いつでもご相談ください

アトピーに悩んでいる人、苦しんでいる人、身近にアトピーの方がいらっしゃる方はいつでもご連絡ください。ご相談無料にて承ります。
電 話:080-6778-4580
Twitter:@Ghichi
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