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小さなお茶会のすゝめ

おうちで一人でお茶会をする。

私の日々の生活の中で大切にしている時間です。
普段はティーバッグで済ませることが多いけれど、お茶会をすると決めたときは葉っぱから淹れます。
家の日当たりのいい場所を探して、そそくさと机を持っていき、バロック音楽を流してそれっぽい雰囲気を演出。

最近はFAUCHONのアップルティーを好んで飲んでいます。

私が紅茶を好きになったきっかけは、パンデミックが始まってからです。
海外、特にイギリスが好きなので、一つのカルチャーとして紅茶には関心がありましたし、長年茶道をしていたので比較対象として面白いなぁと思っていました。
でも、ティーバッグで飲んで、うん、美味しい。と思う程度。
それが自粛生活でやることがなくなったため、葉っぱからやってみるか、と。
一口に紅茶といっても色々な種類がありますし、ティーセットも世界には美しいデザインのものが沢山あり、極めようと思ったらいくらでも深掘りすることができる奥深さに虜になりました。

単純にあったかい飲み物をゆっくり飲んでいるとほっとできますよね。
紅茶は香りもよく、鼻から抜ける感覚にときめいてしまいます。

技術が発展し、人間も忙しく時間を貪っている現代で、あえて「時間をかけて何かをする」ということは、一種のセラピーだと思っています。
お気に入りのティーセットを選び、好きなお茶を選び、一緒に食べるちょっとしたお菓子を選び、好きな場所で、好きな音楽と共にいただく。
一人お茶会の用意のために、自然と自分と対話をする時間が生まれます。
その時間が、私は自分で「今、私は自分を大切にできているなぁ」と思えます。
ぼーっとしていると濃くなりすぎることもあり、紅茶の状態が自分の状態をはかる指標になることも(笑)

そして、何もせず、ただ紅茶を飲むだけの時間を取ることができる、この余裕が(私、貴族みたいじゃん、、、!)となります。
普段から「貴族みたいな生活が送りたい」と散々言っている私ですが、お茶会時間は1番手っ取り早く貴族マインドを体感できる方法だと思います。

今は余裕がなくて全くできていませんが、いつかテーブルのセッティングにもこだわった本格お茶会をしてみたいです。もちろんそれでも一人なんですけど(笑) 

最後に、私が紅茶にハマってから買い漁った紅茶関連書籍の中でおすすめをご紹介します。

私の好きそうなタイトルですね(笑)
こちらは、どちらかというと見て楽しめる本です。
この本の筆者は英国王室とも交流があり、マナーも学ぶことができます。
お菓子のレシピも載っていて、お茶会モチベーションが上がります。憧れが詰まった一冊。

藤枝理子先生は大人気サロンを主宰されていて、おそらく紅茶界隈では有名人(?)
インスタも拝見していますが、本当に素敵なんですよ。紅茶がライフワークっていいなぁ。
紅茶の歴史やなぜこんなにイギリス人の日常に根付いているのかというお話、基本的なマナーや食器のことなど、紅茶の基礎知識を学べます。
とても読みやすい入門書的存在だと思って、何度も読んでいます。

こちらも同じく藤枝先生のご著書。
こちらは各地の美味しいアフタヌーンティーをいただける場所がたくさん載っているので、わざわざ家で紅茶を淹れて飲むのは面倒だけど、アフタヌーンティーは体験してみたい!という方はこちらの方がおすすめ。
紅茶のプロのお墨付きのお店ですから、安心ですよね。
私も春に引っ越しをしたら、こちらに掲載されているお店を巡ってみたいなと思っています。


向こう2年の目標の一つが紅茶のディプロマを取ること。
私も将来自分のサロンを開いて紅茶教室をするのが夢の一つでもありますので♡
(同時に茶道も再開したら日英お茶のスペシャリストになれてしまう、、、!?)

ぜひサポートをお願いします🕊