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Hi!と言う勇気:ザイオン【94/8/23】


8月23日(火)、今日はZionとBryce Canyon国立公園に向かった。

まずは旅最初の国立公園であるZionの話をしよう。
Zion公園南口には、いかにもカッチョイイ石碑があり、出迎えてくれた。

この入り口から乗り入れたオレたちは、ザイオン・キャニオン・シークニック・ドライブの突き当たりにあるTemple of Sinawavaと呼ばれる駐車場で車を止めた。

ここから奥の渓谷へGateway to the Narrowsとよばれるトレイルを歩く。

トレイルとは・・・日本語でいったら、「山道」みたいなもんであろうか。

早朝の到着の割に、意外と観光客の数が多い。

そのトレイルを30分くらい歩き、渓谷へとつく。

普通の観光客がくるのはここまで。


この渓谷には実は道の先がある。

そう、川の中をどんどん先に歩いていけるのだ。

つまり、ここはまだ通過地点。

もちろんオレたちは靴をずぶぬれにしながらも川の中を歩いていった。

途中、足下がおぼつかないオレをみて、老人が杖を貸してくれたこともあったが(ホントは逆に貸さないといけない若さなんだが・・)馴れないながらもどんどん先を進んでいった。しかし敵は川の流れの強さもでなく、オレの体力でも無かった。

それは、水の冷たさ。

しかたなくオレたちは川を上がり、今来たトレイルを駐車場へと引き返した。

この水びたしになったオレたちは何かをふっきった。

そう思えば今までアメリカ人とまともに会話していないではないか!英語力がない?NO!NO!問題は、話しかける、答える度胸が無かっただけだ

そう思ったオレたちがやりはじめたこととは・・・・。
そう!日本でも行われているであろう、自然を好む仲間との挨拶である。

オレたちがあるいたトレイルの道幅は狭く対向者とは肩が触れ合う程度の狭さ。そして前からは、数多くのグループがこちらに歩いてくる。そのすべてのグループに、こちらから挨拶をするのである。

Hi !

それだけの挨拶。

今から考えれば「たったそれだけ」のことだが、海外初体験のオレにはひどく緊張する行動だった。しかしすれ違うグループすべてに挨拶を重ねるにつれて、だんだん度胸がついてきた。「なーーんだ。アメリカ人とはいえ、同じ人間じゃねぇか」そう、度胸はついた!

これで外人なんて怖くない。

こうなったら、こっちからガンガン話しかけてやろうじゃねぇか!

ーー 帰国後の追記 ーー
ザイオンに行き、トレイルをみんなで歩く

終点で見えてくるナローズをケンと二人で川を歩いていく。

水が冷たい。

途中まで行き引き返す

帰りに会った男性に、俺がもっていた杖を渡す。

帰りのトレイルでは、みんなで通る人みんなに挨拶をしていく。
「Hi」それだけ。

最初びびっていたが、少し度胸がついてきた。
ブライスキャニオンに行くが、たいしたことなし。

ここはゆっくりとトレイルを歩かないと価値がわからないかも。

キャンプ場で、テントを組みたてると、器具がそろってないことに気が付く。

これでテント泊は無くなった。。。残念無念。

キャンピンググラウンドで、テントを張ったように見せて、実際は車で寝る。

初の車中泊。
寒い。。

寝袋が大活躍!


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