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恐怖の心霊体験:ポートランド【94/9/10】


9月10日(土)


一路、ポートランドへオールナイトドライブ・・・。 

しかしこの後、恐怖の心霊体験をするとは思ってもいなかった。


マサとオレのコンビが車を走らせていたときだった。


外は大雨の高速道路。


すると突然、マサが・・・


「あの青い服を着たヤツ、あぶねぇな!」


といいながら、車の速度を下げた。


「ほら、あれっ!」


と言われるのだが、助手席に座っている俺には何も見えない・・・。


「ほら、アイツだよ、また居た!」


と計3回も同じ事を言う。。。しかしオレには一度も何も見えない。


そうこうしている間に今度は、マサが


「道の右側に、川に向かって祈りをあげているおばあさんを見える!」


と言い出す。

もちろん、オレには何も見えない!

そのうち・・・・マサが・・・


「か、肩が重い」、「なあ後ろの座席に髪の長い女がいる」


と言い出した。


今度は助手席のオレも、背中に寒さを感じる!!


暖房を入れるが、背中の左後ろだけ寒気を感じる。

そうするとマサが、再び・・・


「ブレーキを踏んでくれ!オレは体が動かない!」


と言い出す。

あわてて、オレが助手席からハンドルを握り、ブレーキを踏み、ギアをパーキングにして車を止める。


マサの体は膠着し、金縛り状態である。

時間がたち、徐々に体が動くようになってくる。

マサが後でいうには、少年と男性、日本人の女性とおばあちゃんが見えたらしい。。。


怖い夜だった。 原因不明だが、車のカセットデッキも壊れてしまった。

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