マレーシアでは稀少な米国式本格ボーディングスクールとして屈指の豪華さを誇るラッフルズ・アメリカンスクール
こんにちは、Shingoです。
今回は、ジョホールバルを代表するボーディングスクールの１校、ラッフルズ・アメリカンスクール（RAS）をご紹介します。
ラッフルズ・アメリカンスクールは、マレーシアでは数少ない米国式カリキュラムの本格的なボーディングスクールとして、2012年に設立されました。
施設の豪華さではマレーシアでも屈指の学校の１つとされており、立派なボーディングハウスのほかプラネタリウムまで揃えており、運動施設では大小２つの体育館、オリンピックサイズのスイミングプール、テニスコート、サッカーコート、400m陸上トラック、そしてアメリカンスクールらしく人工芝の野球場まで用意されているのです。
ネット上にあまり情報が出ていない学校の１つですが、今回は同校を少し深掘りしてみたいと思います。
1. ジョホールバルの位置
ラッフルズ・アメリカンスクールがあるジョホールバルは、シンガポールと国境を接するマレー半島の南端に位置しています。
首都クアラルンプールの中心「KLセントラル」からジョホールバルの中心「JBセントラル」までの距離は約330km（車で4〜5時間）、クアラルンプール国際空港からジョホールバルのセナイ国際空港までは１時間のフライトを要します。
地理的にはシンガポールのほうが近いことから、日本からの飛行機でジョホールバルに向かう場合の経路は、クアラルンプール国際空港経由で乗り継ぎするよりも、シンガポールのチャンギ国際空港から陸路でジョホールバルに入るほうが便利でしょう。
2. 学校概要
2-1. 概要
Raffles American School
https://raffles-american-school.edu.my/
【カリキュラム】米国式 + 国際バカロレアDP
【学年】幼稚園、エレメンタリースクール（Grade1〜4）、ミドルスクール（Grade5〜8）、ハイスクール（Grade9〜12、Advanced Placement（AP）履修可能、Grade11〜12ではIBDPも提供）
【学費帯】もっとも高い
【学生寮】あり
【公式SNS】YouTube｜Facebook｜Twitter｜Instagram
【進路】ハイスクール卒業後、アメリカをはじめ世界の大学に進学
ラッフルズ・アメリカンスクールは、シンガポールに本社があるラッフルズ・エデュケーション社によって、ジョホールバルの学園都市イスカンダル・プテリの地に2012年に設立されました。
母体となるラッフルズ・エデュケーション社は、1990年にシンガポールで最初のカレッジを設立して以来、アジア太平洋とヨーロッパの計10ヵ国に、18のカレッジ、大学、インターナショナルスクールの教育を提供している事業法人です。
マレーシアでは、ジョホールバルにラッフルズ・アメリカンスクールとラッフルズ大学（Raffles University）を構える他、クアラルンプールでもラッフルズカレッジ（Raffles College）を運営しています。
ラッフルズ・アメリカンスクールは、アメリカンカリキュラムを提供するインターナショナルスクールです。
その構成は、プリスクール（幼稚園）、エレメンタリースクール（小学校）、ミドルスクール（中学校）、ハイスクール（高校）となっており、地元マレーシアの生徒と海外からの留学生に米国式カリキュラムで国際教育を提供しています。
全人教育を目的の１つとしている同校は、ミドルスクール以上の生徒に対して寮を提供しており、単身留学生も多く受け入れています。
また、同校はアメリカンスクールとして信頼の高い Western Association of Schools and Colleges（WASC）の認証を受けており、ラッフルズをGrade12で卒業した生徒はアメリカの高校卒業証書（High School Diploma）が授与されます。
ハイスクール・ディプロマ（HSD）とは別に、アドバンスト・プレースメント（AP）コースが用意されており、高校在学期間中にAPで大学レベルのコースワークを履修できる教育環境を提供している点にも大きな特徴があります。
さらに同校は、Grade11〜12の希望する生徒に対して国際バカロレア・ディプロマプログラム（IBDP）を選択できるようにしており、国際バカロレアのディプロマ資格（IBDP）の取得が可能です。
ここで、公式YouTubeからキャンパスの様子がわかり動画をご紹介します。
2-2. 学費
ラッフルズ・アメリカンスクールは、マレーシアの中で学費が「もっとも高い」インターナショナルスクールに位置付けられます。
以下に、2022-23年度の学費をご案内いたします。
※ すべて1RM=31円で計算
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