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学費安め、日本人生徒少なめのKLの穴場校、アジアパシフィック・インターナショナルスクール

(2024年3月6日、学校正面ゲートにあるロゴパネルの写真を最新に差し替えました。)

こんにちは、Shingoです。

今回は、かつてのクアラルンプール国際空港だったスバン空港の近くにキャンパスを構えるアジアパシフィック・インターナショナルスクールご紹介します。


1. 学校概要

Asia Pacific International School
https://www.apschools.edu.my/

【カリキュラム】英国式
【学年】幼稚園、プライマリースクール(Year1〜6)、セカンダリースクール(Year7〜11)、NCUKファウンデーションコース
【学費帯】安い
【学生寮】なし
【進路】セカンダリースクールをYear11で修了後、ISP系列のインターのAレベルコース、他のカレッジのPre-Universityプログラムまたは大学のファウンデーションコース、または同校に設置されているNCUKファウンデーションコースに進学

2006年にローカルスクールとして誕生したアジアパシフィックスクールは、2012年に英国式カリキュラムを採用するアジアパシフィック・インターナショナルスクール(APIS)を併設しました。

元々、同校はアジアパシフィック大学(Asia Pacific University)系列の学校法人でしたが、2018年に英国資本で世界中にインターナショナルスクールを展開する International School Partnership 社(ISP)の資本となり、それ以降、学校名はそのままにISP主導で内部改革が着々と進んでいます。

ISPは世界でインターナショナルスクールを経営しており、マレーシア国内ではテンビー・インターナショナルスクールも傘下に収め、世界標準のクオリティを目指して教育レベルの底上げを図っています。

また、教育改革の一環として、セカンダリースクール卒業後、イギリスやオーストラリアなどの大学を目指す生徒たちの進路の1つとなるNCUKファウンデーションコースを2021年に開設しました。

NCUKファウンデーションコース
https://www.apschools.edu.my/ncuk-foundation-programme/

NCUKファウンデーションコースでは、大学でエンジニアリング学部を目指すコースとサイエンス学部を目指すコースはISP系列のテンビー・インターナショナルスクール・セティアエコパーク校で提供し、ビジネス学部を目指すコースはこのアジアパシフィック・インターナショナルスクールで提供しています。

ローカルスクールを含めた全校生徒は1,800人、そのうちインターナショナルスクールの生徒は600人とのことです。

留学生の比率は概ね150人(25%)、日本人の生徒数は2022年4月現在で25人前後(4.2%)とのことです。この数字は他校と比較しても多すぎず少なすぎず、適度な日本人生徒数だと私たちは思います。

プライマリースクール(小学校)は1学年に2〜3クラス、セカンダリースクール(中高)は1学年に4クラスとのことで、1クラスあたりの生徒数はいずれも20人前後だそうです。

学費に含まれる課外活動であるCCA(Co-Curricular Activities)と、追加料金が必要な課外活動であるECA(Extra-Curricular Activities)は、毎週木曜日に週1回開催されています。

また、ECAのメニューとして魅力的なのは、マレーシアのプロサッカーチームであるセランゴールフットボールクラブ(Selangor F.C.)からコーチを招いて、土曜日にさながらサッカー部のようなトレーニングを行っているとのことです。

日本でしっかりとサッカーをしてきた子供にとって、このメニューは大きな魅力となるかもしれません。

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