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グループ発祥の地イポーで燦然と輝く学費最安の長男校、寮も完備のテンビー・インターナショナルスクール・イポー校

こんにちは、Kanaです。

今回は、地元で人気のテンビースクールズ中でも、発祥校として最も歴史のあるテンビー・インターナショナルスクール・イポー校を紹介します。

実は私、数あるテンビーのキャンパスでも、このイポー校が一番お気に入りなんです!🤗

テンビーといえば、マレーシア人では知らない人はいないというくらい、マレーシアでは有名な学校ですが、その歴史も教育方針も、知れば知るほど素晴らしいと感じます。

今回は、まずイポーの街を簡単にご紹介し、その後にテンビー・イポー校の特長と、他のテンビー校とどのような違いがあるのかについても触れたいと思います。

1. イポーという都市

日本にいる方たちにはイポーという土地に馴染みがないかと思いますので、まずはイポーという都市の概要について説明したいと思います。

山間の盆地にあるイポーの街
出典: Google Map

イポーは、マレー半島のクアラルンプールとペナンの間に挟まれたペラ州の州都で、周囲を深い山々に囲まれた街として独特の雰囲気を放っています。

KLからイポーへの高速の風景

イギリス統治下の19世紀から20世紀にかけてスズ鉱山の開発とその産業の発展により多くの移民が集まり、イポーではとりわけ中華系労働者が集まったことにより、今日でも人口のうち44%を華人が占めているのが大きな特徴です。

そのような背景であることから、街中を歩いているといかにも“中華の街”という雰囲気が漂っています。

そしてイポーは、“美味しい中華料理が食べられる街”として全国的に知られています。

観光客に人気のチキンライスのお店 "LOU WONG"

観光客に人気なのは、チキンライス。

イポー名物 "チキンライス"

イポーは盆地の山間に位置するため、清らかな水が豊富に湧き出しており、その水を使って育てられた“もやし(Bean Sprouts)”が美味しいと有名です。

同じくイポー名物 "ビーンズスプラウト"

また、マレーシアでは人気のカフェ“Old Town White Coffee”発祥の地としても知られており…

名物の“ホワイトコーヒー”はちょっと甘めで、マレーシアの地元の人たちから大人気です。

人気のホワイトコーヒー

2022年9月現在、ペラ州の州都イポー市の人口は約84万人で、統計データ的にはマレーシア全土で第3の人口規模を誇る大きな都市です。

しかし、実際の雰囲気は、“長閑な雰囲気が漂う田舎の中規模都市”という印象です。

市内中心部にある大きなグラウンド

そんなイポーにはインターナショナルスクールが5校あり、クアラルンプールやペナンなどの他の地域と比べると留学生は少なく、どちらかというとローカルのご家族から支持されています。

その中でも代表選手が、テンビー・インターナショナルスクール・イポー校なのです。

2. 学校概要

2-1. 概要

Tenby International School Ipoh
https://tenby.edu.my/ipoh/

【カリキュラム】英国式
【学年】幼稚園、プライマリースクール(Year1〜6)セカンダリースクール(Year7〜11)シックスフォーム(Year12〜13)
【学費帯】もっとも安い
【学生寮】あり
【公式SNS】YouTubeFacebookInstagramTwitter
【進路】セカンダリースクールをYear11で修了後、Year12〜13のシックスフォームに進みAレベル学ぶか、他のインターナショナルスクールやカレッジのPre-Universityプログラム、または大学のファウンデーションコースに進学

まずは、テンビー・イポー校の公式YouTubeチャンネルに学校紹介動画がありましたのでご覧ください。

テンビーグループのインターナショナルスクールの詳細については、クアラルンプールの旗艦校である「テンビー・セティアエコパーク校」の記事に詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

テンビー・インターナショナルスクールは、2018年にイギリス資本で世界16ヵ国に56校のインターナショナルスクールを運営している International School Partnership(ISP)の傘下に加わりました。

ISP傘下のスクールになったことにより、テンビーの評価は近年ますます上がっており、マレーシアで人気のインターナショナルスクールの1つと言ってもいいでしょう。

その中でイポー校は、広いキャンパスの中に、マレーシア国民を対象としたローカルスクール "Sekolah Sri Tenby" と、英国式カリキュラムを提供するインターナショナルスクール “Tenby International School”が併設されています。

両者は別々のカリキュラムのため、生徒たちは自分が選んだカリキュラムを学びますが、学校運営と生徒たちの学校生活は、ほぼ一体といっていいでしょう。

私たちが受けるイポー校のキャンパスの印象は、全体的に華美に飾ることなくシンプルなのですが、設備は近代的で、イギリスなどネイティブの先生もおり、まさに理想的な環境と言っても過言ではありません。

そして、何よりの魅力はその学費の安さにあり…

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