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次男が インターナショナルスクール を卒業、高1から始めたマレーシア母子留学は成功したのか!?

(本記事は2021年7月29日にブログに投稿した記事です。)

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2021年7月9日、次男が無事に インターナショナルスクール を卒業いたしました。そこで、今回は2人の息子の「延べ4年」のインター生活を振り返ってみたいと思います。

1. 2人の息子の インターナショナルスクール 生活を振り返る

我が家が母子留学を始める時に、“最低でもここまではクリアしたいと”思っていた一番大きな目標は、2人の息子がインターナショナルスクールを卒業することでした。

まったく知らない土地で、全然知らないカリキュラムを学ぶことに決めた時、絶対にやり遂げて欲しいという思いと、万が一、そのことが彼らの人格や健康を脅かすことになったら、その時は潔く諦めて日本に帰ろう。その2つの気持ちを持ち合わせて母子留学スタートしたのは、今から3年3ヵ月前の2018年4月。

当時、長男が高校1年生、次男が中学3年生をスタートするところで、周囲からは遅すぎる留学スタートを心配する声も聞こえてきました。

1年間の交換留学と違って、高校生から本留学したという有益な経験談はいくら検索しても見つかりませんでした。

母子留学を始めるタイミングを100%子供の都合に合わせて決められたら、それは最高だと思います。でも、親も同行しようと思うと、子供のタイミングを最優先できないこともあります。

日本に残す家のこと、仕事をしていれば自分のキャリア、いつまで留学を継続できるのか、子供が複数いればそれぞれの適性など、考慮しなければならない要素はたくさんあります。

「いつ留学するのがベストか?」と聞かれることがよくありますが、私はこの答えにいつも困ります。そのご家庭ごとに、状況も目標も目的も違うからです。

私の場合は、15年一緒に暮らした愛犬が天国に旅立ったこと、シングルマザーになったこと、仕事のキャリアが20年を超えて目指していた位置に立っていたこと、長男が日本の高校にご縁がなかったことでゴングが鳴りました。

ボクシングやプロレスのゴングではなく、頭の中で競輪の打鐘(ジャン)が鳴り渡った感覚を覚えています(笑)

私は、常日頃から感覚だけで生きているところがあり、突拍子もないことをやりがちです。
そんな母に、よく息子たち付いてきてくれたと思います。

こうして私の中では華々しく始まった我が家の母子留学ですが、いざ始まってみると、ビザに泣かされ、当初予定していた就職は叶わず、1年目はなかなか落ち着きませんでした。

“マレーシアは私を拒否しているのか?”と思う日もありました。

落ち着いてきたなと感じられるようになったのは、2年目も半ばを過ぎた頃でした。

その頃には私もマレーシア感覚に慣れてきて、“適当万歳!”のマレーシアスタイルを笑ってやり過ごせるほどに現地慣れしてました。

3年が過ぎた今では、“マレーシア人よりもマレーシアスタイルになっているのでは?”と思うくらいの柔軟性を持ち合わせている気がします(笑)

2. 珍しがられた高校生からの インターナショナルスクール 母子留学

マレーシアに来る前に調べた限りでは、高校生からインター校に編入して、ちゃんと修了することが可能なのかどうかも、正直、確信はありませんでしたが、“ならばやるしかない!”とむしろ燃えていました。

高校がないコタキナバル日本人学校に次男が入学する前、在校生の保護者が「中3から転校してくる子いるんだって。どんな問題児なんだろうね...」と話題になっていたそうです...(苦笑)

さて、年子の2人息子のインター歴は以下の年表のとおりです。

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