ゴーストファクトリー(仮) MVP日誌vol.2(初期メンバー集結、プロジェクト開始へ)
こんにちは。
コウヘイくん(@ゴーストファクトリー事務局)です。現在、製造業に従事しながらゴーストファクトリー(仮)計画を進行中です。
vol.1は、プロジェクト発信前夜までを書きました。
vol.2では、プロジェクト始動までを書きます。
決意
ゴーストファクトリー(仮)を様々な人たちと共有し、アドバイスや叱咤激励をいただいて、ある種の自信(?)のようなものが生まれてきていました。
コミットメントの度合いはさておき、誰もが面白がってくれたことで このサービスへの可能性と、そして、自分の頭で考え 忙しく手足を動かすことで、成長している自分への期待を持つような。日に日に熱量が上がる。ゆっくりだけど、重い車輪が回りはじめた感覚。
「よし。ゴーストファクトリー(仮)を、つくろう。」
とはいえ、新規事業もプラットフォーム作りも知らないズブの素人なので、パートナーとしてそれらに明るい人が必要でした。僕には心当たりがありました。「新しい働き方会議」です。
2021年6月
おりしも巷では、コロナ禍でイベント関係の中止が相次いでいたころ。今年は開催するだろうか?運営スタッフに相談してみようかなと思っていたら、運営のG-netさんからお誘いの電話をいただきました(これには本当に驚きました)。
「新しい働き方会議」(主催:中部経済産業局、運営:G-net)は、兼業副業希望者とのマッチングイベントです。マッチング後も、設定したプロジェクトの期間、運営スタッフが伴走してくれます。仲介手数料、伴走料などの費用はかからず、兼業者への報酬やプロジェクト運営などの実費のみ。
コスト面はもとより、プロジェクトに対する”思い”を軸にしているところが、このプロジェクトに向いていると思いました。”新規事業(プラットフォームサイト)の立ち上げを、畑違いの製造業が行う”、というのは副業を希望する人たちにはある種のシズル感があると。
運営スタッフの伴走があることで迷子にならずに済むこと、かなりの低予算でプロジェクトを進めることができることを会社に掛け合い、イベントへの参加と企画の進行が決定しました!
新しい働き方会議2021
参加が決定すると、イベントに臨むためのセミナーが行われました。それに加え、複数回参加している企業向けのセミナーにも参加、担当者との打ち合わせ、プレゼン資料の準備など、慣れないパワポ作業を同僚に手伝ってもらいながら着々と準備が進みました。
担当は、素敵な笑顔と丁寧な言葉使いが印象的なあいさん。
今思うと、彼女との打ち合わせはコーチングのようでした。ゴール設定ありきではなく、思いの確認をすることから始まりました。その上で僕は、一緒に手探りで進める仲間ではなく、経験を持った実務パートナーを探していることを再確認します。
ゴーストファクトリー(仮)でやりたいコンテンツはある程度明確になっていました。あとはこの新規事業をどうやって形にしていくのか?どういうスモールスタートを切るべきか?を考えてくれる人を求めていました。
2021年 9月
新しい働き方会議2021
写真やテキストなどの資料を愛さんに送付すると、新しい働き方会議のHPにこのプロジェクトが掲載されました。しばらくすると、2名の方のエントリーがありましたと、担当者のあいさんからの喜びメールをもらいました。僕もイベント前にエントリーなんて、あまりに嬉しくて、思わず「よっし!」と声を上げたことを覚えています。
イベント当日は、90秒のプレゼンを3セット。すでにエントリーがあったことから手ごたえを感じ、結構アツく語っていたと思いますw。
プレゼン終了後は、各ルームに分かれて個別のやりとりの時間が設けられていました。副業希望者が、プレゼンを見て気になった企業と個別に話をするためです。
このルームでは3人の方とお話をさせてもらいました。そのうちの1人は何とスペインから(!)参加をされていて、その方の副業に対する熱量と副業そのものがいかに社会的に浸透しているのかを感じた瞬間でした。そもそもイベント自体がそういう趣旨ではありますが、これまでの新しい働き方会議同様、金銭目的ではなくスキルアップや貢献などの意味報酬を求めている人が多かった印象です。
ついに、プロジェクト始動
2021年 10月
イベントも無事に終わって、あいさんからこのプロジェクトへ応募してくれた人たちのエントリーシートが送られてきました。新たに3名の方のエントリー。
エントリーシートを見たとき、正直、ちょっと尻込みしました。すべての方が、携わる本業も培ってきた経歴も、町工場のいち作業員が普段の生活ではちょっとお会いできそうにない人たち。こんなすごい人たちがエントリーしてくれたことへの感謝と、ちゃんと彼らの期待に添うことができるかというプレッシャー、同時にそこから学べるであろうことへの期待感で、かなりカオスな状態でした。
約1週間かけて、オンライン個別面談を実施。プロジェクトの概要、期間、ゴール、求める成果などを確認、すり合わせました。悩みに悩んで、2名の方とプロジェクトチームを組むことが決定しました。
心強いチームメイトと共に、ついにゴーストファクトリー(仮)が始動しました!!
次回はキックオフミーティング(MTG)から、ゴーストファクトリー(仮)の実働に入っていきます。お楽しみに!!