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グローバルリーダー育成キックオフ!

昨日は久しぶりにグローバルリーダー育成研修をオフラインでキックオフ。ファシリテーターは、私とグローバル・エデュケーション代表取締役(私の後任)の福田聡子が担当。
16名のご参加者だったが、年齢層もかなり幅があり、各階層のトップ層が選抜されていた。

今回は以前にグローバルリーダーとして選抜されフランスのトップビジネススクールINSEADのエグゼクティブプログラムにご参加いただいたT氏からお声掛けいただいて実現した。
T氏は5年間でグローバルリーダーを100名育成したいというビジョンだ。
T氏の冒頭の挨拶は全て英語で行い、今までのご自身のグローバルな体験をわかりやすくインスピレーショナルにお話し頂き、私のパートにつないでいただいた。
とても穏やかな人当たりの良い人物だが、ハートの熱さが伝わってくる。

T氏のようなディビジョントップの存在は組織にとってとても重要だ。グローバルやデジタルは若手にやらせておけ的な上司は、部下の将来を奪ってしまう。
結果として組織が停滞し、グローバル競争の中で何の輝きもない企業として姿を消していく。

私のパートの最後に、16名一人一人から感想を述べてもらった。40代後半の部長からは、「いつも30代の部下に、30代なら何でもできるがんばれ!と言っていたが、今日は65歳の布留川さんから40代がまだまだ若く(私は45歳で起業し、65歳で新しい事業を始めた)、まだまだこれからだということに改めて気づいた。本気で取り組む!」と言っていただいた。
やはり熱いハートを持った、とても人望のある人材とお見受けし、こういう方がグローバルリーダーを目指して頑張ることを支援させていただく事は本当にやりがいがある。

最近グローバル人材の枠組みではなく、40代から50代の活性化の案件が増えている。人生100年時代と言えば、40代から50代はまだまだ企業の戦力のど真ん中であり、その世代がただのおじさんおばさん気分で居られる余裕はない。そういう人は、年金受給も厳しくなってきた若手から見れば反面教師であり、企業側から見ればお荷物以外の何物でもない。厳しい現実かもしれないが、もはや高度経済成長期ではない。中高年にも自覚が求められる。

グローバル・エデュケーションの代表取締役を8月の末に退任した。神宮前(表参道から徒歩5分)の小さな事務所(写真の二階)からスタートしたことが懐かしく、最後の日にバイクでその事務所を見に行った。
クライアントも講師も提携学校も何もないところからスタートし、そのオフィスからスーツを着て、企画書もないのに何とか「真のグローバル人材育成企業を始めました」とアポを取った。

正確に言うとほとんど会ってもらえなかった。

2000年から2001年は、景気は最悪であり、研修・広告・交際費は3Kと呼ばれ、どんどんカットされていった。そして米国で911が起きそれに拍車をかけた。
そんな時期に2人で始めた会社に興味を持っていただいた数社の企業の人事部の方には、今でも感謝している。

話がずれてしまったが、私の言いたい事は、40代50代はまだまだエネルギーに満ち溢れ、体力もあり、経験に裏打ちされたクリエイティブな仕事ができる世代なのだ。年金の支給時期がどんどん後ろにずれる中、60歳でどこからも声がかからないような事態になってしまったら人生は本当に辛くなってしまう。

40代50代まだまだファイティングポーズを下げる時期ではない!

Get Yourself back(本当の自分を取り戻せ)!

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