見出し画像

ひとつだけ! シングルタスクに専念しよう

おはようございます! 「時は金なり、とも稼ぎ」根太幸吉です。

現代社会ではマルチタスクが求められる場面が多々ありますよね。メールの返信をしながら会議に参加し、同時にチャットで他のプロジェクトについても議論する。このような状況を「効率的」と考えがちですが、実際のところ、人間の脳はマルチタスクに向いていないのです。今回は、なぜシングルタスクが最も効果的な時間管理方法であり、マルチタスクの幻想から抜け出すための具体的なポイントをひとつだけ紹介します。

人間はマルチタスクができない

科学的な研究によれば、人間の脳は一度に複数のタスクを同時に処理することができません。脳は実際にはタスク間を素早く切り替えているだけで、これが「マルチタスク」の実態です。この切り替えには時間とエネルギーがかかり、結果的に全体の効率は低下します。例えば、メールを書きながら電話をすると、どちらのタスクも品質が低下し、ミスが増える可能性があります。実際、先日やらかしたばかりでしてね……いやはや。

シングルタスクの優位性

シングルタスクに専念することで、以下のような多くの利点があります。

  1. 集中力の向上: 一つのタスクに集中することで、深い思考や創造力が発揮されやすくなります。

  2. 効率の向上: タスクを次々とこなすより、一つのタスクを終わらせるほうが、時間の無駄が少なく効率的です。

  3. ストレスの軽減: 複数のタスクに振り回されることが少なくなり、精神的なストレスが軽減されます。

マルチタスクの幻想から抜け出すために

マルチタスクの罠に陥らないために、まずは「一度に一つのことに集中する」ことが重要です。そのためのポイントをひとつだけあげるならば……

タスクの優先順位を明確にする

これに尽きます。『7つの習慣』で言う、第3の習慣:最優先事項を優先する、ですね。以下の手順で、日々のタスクを整理し、シングルタスクに取り組む習慣を身につけましょう。

  1. リストを作成する: 毎朝、その日にやるべきタスクをリストアップします。

  2. 優先順位をつける: 重要度と緊急度に基づいてタスクに優先順位をつけます。例えば、重要で緊急なタスクを最優先に、重要だが緊急でないタスクは次に、緊急だが重要でないタスクはその次に、といった具合です。

  3. 時間をブロックする: 優先順位の高いタスクに取り組むための時間をカレンダーにブロックします。この時間には他のことをせず、特定のタスクにのみ集中します。

このようにすることで、一つ一つのタスクに深く集中し、より高い成果を上げることができます。シングルタスクの習慣を身につけると、全体の効率が上がり、質の高い成果を短時間で達成できるようになります。

マルチタスクの誘惑に抗うのは難しいかもしれません。わたし自身、好奇心があちらこちらに向いてしまってあれもこれもとなりがちです。シングルタスクに専念することで、効率的でストレスの少ない生活を送ることができます。まずはタスクの優先順位を明確にし、一度に一つのことに集中する習慣を身につけてみましょう。このシンプルな方法が、生産性を飛躍的に向上させる鍵となるはずです。

というとこで、幸吉でした。
今日もご安全に、時間とお金をともに稼いでいきましょう!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?