30kgのダイエットをした

 コロナ太りが社会問題となりつつある昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今回はいまから7年前、身長170cmそこそこの私が25歳のときに30kgのダイエットをした体験と、自身が感じたダイエットというものの実態について書いていきたいと思います。

大学4年で運動部を引退した後も食事量を変えなかったことで、社会人3年目となった当時の私の体重は90kgまで到達しておりました。このままではマズいし、なによりモテない。そう確信した私はダイエットを決意。みごと58kgまで、大型犬1匹分のダイエットに成功したのでした、完。

体験を書くとなると本当にこれで終わってしまいます。なぜならば私がダイエットのために行ったことは、いにしえの時代より伝えられてきた王道も王道「運動して食事制限してればいつか痩せる」のみであったからです。

あれから7年、多少体重は戻りましたが60kg台半ばをキープしている中で、どうしてあのときダイエットを成功出来たのか?について振り返ってみると、ダイエットの「方法」や「期間」は全く重要ではなく、他に勝因があったようです。

それは「デブとはなにか?」を自分なりに研究し尽くすことができたからだったと考えております。

もしここが情報商材サイトであれば、ここから下にめっちゃスクロールしていって最終的に「デブとはなにか?」という数千円する本を買わされることになりますが、残念ながら書籍化できるぐらい長い内容ではないため、自分のための備忘録としてもここに殴り書いていきたいと思います。

デブとはなにか?

デブ・・・随分と暴力的な表現ですね。太っていた頃の私を含め、ふくよかな方、肥満体の方を呼称する際に、もっとも乱暴な呼び方だと思います。ただ今回のテーマを語る上で、前提として 太っていること=悪 という私の偏見をベースに展開していくこととなってしまうので、あえてデブという表現を使わせて頂きます。不快に思われる方がいらっしゃったら申し訳ございません。

ダイエットの実態に関する仮説

 『デブは気持ちいいから食べる』

みなさんは食事をとる時、自分が今どういった理由で食事をとろうとしているか。考えたことはありますか?

「時間になったから食べる」「空腹を感じたから食べる」「1日3食とる習慣があるから食べる」こういう動機だけで食事を捉えて生活している人は絶対に太らないでしょう。太りやすい人というのは、体質や食事量の他に、食事の機会に対する関心・動機が多いと考えられます。

「ヒマだから食べる」「ストレスが溜まったから食べる」「目の前にあるから食べる」という動機はもちろんのこと、私は自分を含め太りやすい人は

喉に性感帯が付いている

                と考えています。

「口がさみしい」という表現こそ、太りやすい人の食事の動機に他ならないですが、そこには決して性的なイメージはリンクしてこないはずです。

ただ、そういう「空腹で本当に必要な食事」ではない、太りやすい人がもよおしてきた仮初めの食欲を満たすためには、どういうものを食べていたか?を振り返ると、喉に性感帯が付いているという仮説が出てくるのです。

本当に栄養が足りておらず、食事が必要な人であれば、固形でなくても液体状のものや、極端な話、点滴であっても良いはずです。

しかし、我々太りやすい人が満足するとなると、仮にカロリーがあっても飲み物だけ、ガム・キャンディーだけで満足できたでしょうか?満足を得るためには、喉を通り、喉に圧迫感を与えるものでなければならないのです。

古代ローマの貴族が食事を何回も楽しむために、限界まで食べる→奴隷に喉をつつかせて嘔吐する→また食べる を繰り返していたように、食べることに幸福感を感じるということは全人類・全生物の共通点であると言えますが、この幸福感の中に食物によって喉が押し広げられ、性感帯を圧迫されることで感じるエクスタシーないしはオーガズムが多分に含まれている人こそ、太りやすい人の特性であると私は考えております。

食物であっても、おかゆやサラダといった喉を圧迫しないものより、極太麺のラーメンやパスタ、カツ丼など、まともに噛み砕かれることなく喉に到達し、圧迫してくれるモノのほうが好ましい。「のどごしを楽しむ」ことのできる食物を太りやすい人は求めているのではないでしょうか。

この場合のエクスタシーは異性によって与えられる快感ではないため、そもそも「性的快感」という表現は誤りであるかもしれませんが、それを性的快感と認識していないからこそ、自覚するのが難しい。結果、制御も難しく太ってしまう。

その存在を自覚して、食事機会や内容を見直すことでダイエットに成功できたのではないかと私は勝手に思っております。

具体性のある内容でなくて申し訳ありませんが、以上で締めさせて頂きたく存じます。この仮説について、ダイエット経験者の方の意見や他の考え方なども聞いてみたいです。




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