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イラ立った感情に固執しない練習

こんにちは、林道です。
今回は、イラ立った感情とうまくつきあうエッセイです。ささいな事で、腹がたつことってありますよね。

相手が私のことを認めなかった、尊敬しなかったという理由で感情的になったりすることがあります。
この間あったエピソードです。

プロジェクトマネージャ-のAさんと私(購買マネージャー)のやりとり。

Aさん 「仕入れ先のP社のトップと話をすることにした。」

私は、どうして社内の調整係のプロジェクトマネージャが、仕入れ先のトップと話するのか。余計なことしないでほしいと思いながらも、こらえて、

林道 「この問題の件は、私が担当している購買部門にかかわることだから、私も会議に参加していい?」
と、聞きました。

Aさん 「えーっと、時間はまだ決まっていないけど、いいですよ。」
とちょっと、ちゅうちょするが合意。

林道 「じゃあ、会議案内おくってね。」

Aさん 「分かりました。」

2、3時間たっても、会議案内がこないので忘れたのかなと思っていたら、
「P社の問題について自分がいかに仕事をうまく処理しているか。あした、また、会議をする」というようなメールをAさんからもらいました。
CCらんには、10人ぐらいの名前がありました。

一瞬、この人は、自分ががんばってやっているということを、他の部署や上司に知らせたいから、このメールをだしているのか?と思いました。
が、折返し

林道 「会議案内おくってね。」
と一文だけのメールを出しました。

翌日の朝になっても案内がこなかったので、

林道 「会議の打ち合わせはいつになった?」

とチャットメッセージを送ったら、

Aさん 「会議は、ちょうど今、おわりました。」
というメッセージ。

私は、「はあ?面と向かって、私の依頼を無視?」
と、文句のメッセージを書き返したかったが、同時に、文句を言っても、P社の問題が解決するわけでもないと思い、ぐっとこらえて、

林道 「会議案内をだしてとお願いしたのに、なぜ私に連絡しなかったの?」

Aさん 「会議に参加したいとは気づいていませんでした。」

「私のことをバカにしているのか?」
「わざと、怒らせるようなことを言ってけんかを売っているのか?」
「それとも、文化の違いでおこる誤解?」
と、色々思いましたが、もともと彼とはそりがあわない、前に一度、言い合ったこともある相手。

怒って、自分が不愉快だという気持ちは表現できても、結局、P社の仕入れ問題は解決しない。

攻撃的なメッセージを送り、むこうが大人の対応だと、自分が負けになる気がしたので、

林道 「気がついてなかった?次回は、気がつくような書き方するよ」

Aさん 「はい、そうしてください、お願いします。」


最後まで、頭に来る回答でした。
頭にきたが、「気に入らない彼に、固執しない練習。イライラす気持ちを離す練習。なんでも練習」と自分に言い聞かせ、イライラの感情を引きずらないようにしました。


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