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【読書】『クリスマスの殺人』アガサ・クリスティー【クリスマス読書④🎄】
装丁が素敵なクリスティー傑作選、『クリスマスの殺人』。自分へのクリスマスプレゼントに購入しました。
写真はカバーですが、中身の書籍本体もとてもおしゃれなデザインなんです!
(右です)
クリスマス当日までに読むことはできなかったのですが、クリスマスに限らず、冬に関連する短編が集められているので、今読むのにもぴったりの一冊でした。
アガサ・クリスティー傑作選
この本に収録されている短編は、次の12個です。
チョコレートの箱
クリスマスの悲劇
クィン氏登場
バグダッドの大櫃の謎
牧師の娘
プリマス行き急行列車
ポリェンサ海岸の事件
教会で死んだ男
狩人荘の怪事件
世界の果て
エドワード・ロビンソンは男なのだ
クリスマスの冒険
3つの魅力
この本について、大きく3つの魅力があると感じましたので、以下のとおり紹介していきます。
①冬、クリスマスの雰囲気
まず1つ目は、冬、クリスマスの雰囲気を心から味わい、楽しめるという点です。外側は豪華で特別感のある装丁、中身は冬やクリスマスに関連する選び抜かれたお話。大切な人や自分自身へのクリスマスプレゼントにもぴったりです。
②ポアロとミス・マープル以外の探偵
2つ目は、ポアロとミス・マープル以外の探偵が活躍するお話も収録されているという点です。クィン氏やトミーとタペンスものもありました。私はこれまで、ポアロとミス・マープルのお話しか読んだことがなかったので、クリスティーの世界が広がりました。特に、トミーとタペンスの『牧師の娘』は、お気に入りとなりました。
③豊富な事件の種類
3つ目は、描かれている事件の種類が豊富だという点です。題名は『クリスマスの殺人』となっていますが、収録されているお話は殺人事件を取り扱ったものに限りません。人の心情や思いがけないトラブルをテーマにしたものもあり、様々な種類のお話を幅広く楽しむことができました。
アガサ・クリスティー傑作選『クリスマスの殺人』、大満足の一冊でした。
今年の「クリスマス読書」は、今回で最後です。クリスマスは終わってしまいましたが、読書を通じてその季節を楽しむことは続けていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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