見出し画像

1-8痒いところに手が届く作戦:メモ~グループワーカー感覚

グループ活動の中でいろいろな人が話し合って一つの結論を出していく・・・そんな場面にずいぶんと慣らされた。
ディスカッションがうまくいくには、コツがある。
それは、みんなの意見を聞くことができるようにすることだ。
会議の中ではとかく声の大きい人が一方的にしゃべって、あとは聞き役という構図が多い。その中にあって、ボクらグループワーカーが望むのは、いろいろな声を反映させることである。ディスカッションでは、司会が大きな役割を果たすことが多いが、ボクが好んですることは、「メモを取る」ということである。それも、発言をすべてメモする。そして、場所が許すならそれらをホワイトボードに書き出す。そして、みんなが見える状態にする。
いろいろ意見を出しているうちに、客観的に考えを整理することができる。また、何よりどんな意見でも書くことで、発言した人は小さな意見でも認められたという印象が残る。
たいてい、ズドンとみんなの心を打つような答えを出す人はいない。
むしろ、みんなが納得できる過程が大切なのだ。
だから、頼まれようと頼まれまいと僕はメモをとる。
そして、忘れたころに
「あのとき、こうだったですよね」
メモから答える
面倒くさい、誰もやりたくない・・・グループ活動の中でそういうことを率先してやることもグループワーカーの大切な役割である。
そして、時にその役割を別な人にお願いする
そうすることで、人に喜ばれるということを体験してもらう。
意見を言うだけが役割ではない。
活動を円滑にするために、必要な役割がある。
グループワーカーは自分で感じ、自ら動く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?