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蒲田〜雑色「丸一」「チェリー」「たかの湯」「飛粋」

久しぶりに蒲田に行ってきた。

最初は有名なとんかつ屋の「丸一」に行った。行列はできていたが、平日昼間なのもあり10人ほどだった。

また回転も早くて、数十分もしたら店内に入れた。

ランチメニューからロースカツ定食(1300円)を注文。

リーズナブルな価格にも関わらず、高いとんかつを食べた時のような肉汁がブワーっと出てきて、味わい深い。その上で重くもない。

非常に食べやすくて高級感と庶民性を同時に兼ね備えているとんかつだ。これは人気が出るわけだ。

甘めのソースも美味しいが、塩で肉の旨味をしっかりと味わうのも悪くない。これは甲乙つけがたい。

「丸一」を出た後は喫茶店の「チェリー」に入った。

老若男女、多数のお客さんで混んでおり「予約の方ですか?」とのこと。

喫茶店にフラリと入るのに予約をとっているわけがなく、その旨を伝えると、1階は満席なので2階の禁煙席に座ってくださいと言われた。

2階は人が少なくて快適だと思っていたのも束の間、すぐに団体さんや、予約の方が入ってきて、満席に近い状態になった。

隣の人の話を盗み聞きしたところ、最近この喫茶店の「プリン・アラ・モード」がテレビ番組で取り上げられたらしい。

それで若い人もいるのかなんて思っていたのだけれど、フルーツが苦手な私はアラ・モードは無視してホットケーキを頼んだ。

このホットケーキは550円でセットドリンクまで付いてくる破格の品だ。

スポンジ状のホットケーキは昨今の流行りのタイプではないがボリュームもあるし、何よりアイスコーヒーが想像以上に美味しくて満足がいった。

そこから20分ぐらい歩いて雑色の「COCOFURO たかの湯」に行った。

こちらは2022年3月にリニューアルされた銭湯で興味を持って行きたかったのだ。

なんと入浴料の480円だけでサウナは無料。

脱衣場も広くて、入浴スペースもピカピカ。決して広い銭湯ではないのだが、天井の高さとモダンな内観で広く感じる。

お湯は、ぬるめの炭酸泉と、あつ湯の2種類。あつ湯内にある電気風呂に強弱の2種類が用意されているのが面白い。

そして楽しみにしていたサウナだが、なんとロウリュが20分に1回おこなわれているのだ。

しかも大爆音で音楽がかかるミュージックロウリュ。

この日は大事MANブラザーズバンド「それが大事」がかかっていた。

「負けない事、投げ出さない事、逃げ出さない事…」

勿論、この熱風から逃げ出さないようにという事なのだろうが、地獄の業火に焼かれるような熱さで飛び上がった。

しかし、その後の水深90cm、キンキンの水風呂に入るのは至福のひとときだ。

この他にも時間帯によってはYUIの「CHERRY」なんかもかかっており、YUIのファンの私は歓喜した。

ロビーでは300円の生ビールが飲める。欲を言えばプラカップではなくてジョッキで飲みたいが、安価で飲めるので文句は言えない。

その後は商店街のローソンやセブンイレブンでハイボールやチューハイを買いつつ、蒲田駅の方面に戻った。

ヘッドホンで音楽を聴きながら飲む酒は美味しく、かなり酔っ払ってきた。

そして最後は蒲田の「飛粋(ひいき)」という家系ラーメン店に入る事にした。

少し並んでいたが、こちらの店も回転が早くて想像していたよりも早く店に入る事ができた。

客を捌いている店長がかなり若くて驚いた。ネットで調べたら20代後半のようだ。

偏見で申し訳ないが、家系ラーメン店の店長といえば堅物のオヤジと相場は決まっていたので、家系にも新時代がきているのだと思った。

味の方もサッパリした口当たりながらも、家系ラーメンとしての重さも兼ね備えた今まで食べた事のない家系の味だ。

チャーシューも美味しくて驚いた。これは人気が出て当然の完成度だ。

こってりスープだったにも関わらず完飲して、大満足。

実は、この後は友達に会いに行くために川崎に移動したのだが、「サイゼリヤ」のドリンクバー利用で軽く談笑しただけで、すぐに帰路に着いた。

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