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片倉「れんが亭」「コーヒー・ブリックス」「竜泉寺 八王子みなみ野店」「富士そば」のうどんレポート

長野旅行で暑さにやられてから積極的に外に出られないでいた。

気温が25度を下回るまでは出かけないと思っていたのだが、この日は最低気温が21度とのことだった。

また友人から貰った「竜泉寺 八王子みなみ野店」の入浴無料券の期限が迫っていたので、どこかで行かなければと思っていた。

気温の下がった土曜日という事で、これは行かなくてはいけないと思い急遽予定を立てた。

「竜泉寺」の最寄り駅は色々とあるのだが、この日は京成片倉駅で降りると最初の目的地である「れんが亭」に向かった。

この店はとんかつ屋なのだが煉瓦造りで純喫茶のような雰囲気で私の目を引いた。

事前情報で調べた通りの素敵な内装の店で感動したものだ。

ロースカツ定食(900円)を注文しご飯は大盛り無料だと言うので大盛りにしてもらった。

とんかつを待っていると別の席の男性が漫画盛りのご飯を食べていた。

もしかして大盛りとは、あの量が提供されるのではないだろうか?

この後、喫茶店に行く予定もあったし食も細くなったので、あのような漫画盛りを提供されては困る。

店員さんに普通盛りでお願いしようと立ち上がろうとしたところ、無事に漫画盛りのご飯とトンカツが提供されてゲームオーバーになった。

しかし、このトンカツが想像以上に美味しく、尚且つ一口サイズにカットされており美味しかった。

そのためご飯もパクパクと口に頬張る事ができて無事に完食する事ができた。

そこから歩いて「コーヒー・ブリックス」という喫茶店に行った。

引き続き煉瓦造りの建物で、見た目にもかっこよくてテンションが上がった。

この見た目で自動ドアというのもギャップ萌えだ。

店内は1階と2階があり、1階は常連さんと思わしき人が座っていてなんとなく居心地が悪そうだったので2階に上った。

私が入った時は2階に先客はおらず落ち着いた時間が過ごせた。

井戸水を使ったというアイスコーヒーは味も美味しく、更にセットでお願いしたシフォンケーキはふわふわでクリームたっぷりで満足感の高いものだった。

1時間ほどゆっくりすると他のお客さんも増えてきたので私は店を出る事にした。

すぐ「竜泉寺」に行ってもよかったのだが腹がパンパンだったので少し運動しようと、すぐ横の片倉城跡公園に入った。

こちらの公園は小さなハイキングコースのようなものもある広い公園だ。

また銅像が多数配置されており、それを眺めているだけでも面白かった。

ハイキングコースも試しに行ってみた。途中で神社も見つけた。

ただそれ以外は草がボウボウに生えた広場があるだけだった。花が咲く時期に行ったらもっと綺麗だったのだろうが、生憎、何の花の季節でもなく天候も曇りだ。

特に素晴らしい景観に出会う事はなかった。

ただ草を踏み歩くと、私の足に驚いたのか蝶が湧いて出てくるのは面白かった。

しかし前世で私に恨みでもあったのか、しつこい羽虫がどこまでも私の耳元を飛んでおり耳に止まっては「ブーン」という音を響かせ私を怖がらせた。

「うるせぇ!」「くそったれ!」と恫喝しながら歩いたが効果はなかった。

その時にウォークマンでストラヴィンスキーの「春の祭典」というクラシック音楽を聴いていたのだが、その音楽の不穏さと、襲来する羽虫が妙なマッチングを果たしており、暗い気持ちで公園を後にした。

公園を通り抜けて「竜泉寺」を見つけたのだが、近くに「松門寺」という寺があったので意味もなく寄ってみた。

寺の境内に行くには墓園を通らなくてはいけないのだが、なんとなく不気味なものだ。

高台にあったので少し眺めは良かったが、特に広い境内でもなかったのですぐに寺を後にした。

来た道を戻るとさっきまで何もなかった駐車場に車が止まり人間が降りてくるところだった。墓荒らしと勘違いされるかもしれないと、そそくさと駐車場を抜け出した。

「竜泉寺」は大きな駐車場があり、私のように徒歩で来た人間は見かけなかった。

最初は入り口がわからずに戸惑ったが駐車場の中にエレベーターホールがあって、そこから2階に上がる事で中に入れた。

市内の人間が全て終結したのではないかというほどの混み方だったが、脱衣所も入浴スペースも広かったので、まだ助かった。

サウナは結構熱めで混雑していたが居心地は良かった。

塩サウナも適温でダラダラと長くいられた。

竜泉寺の良いところは公衆浴場と違ってぬるい湯が充実しており、更に寝転がったりできる湯もあるので永遠と湯に浸かっていられる事だ。

途中で雨が降ってきたのには驚いたが気温も涼しく快適な時間を過ごせた。

風呂を出るとシャトルバスで八王子駅まで無料で行けるようなのでバスに乗る事にした。

本当は八王子ラーメンを食べて帰る予定だったのだが昼に食べたとんかつの胃もたれが激しくラーメンを食べる気持ちになれなかった。

仕方がないので「富士そば」に入ると「冷やしゆずとろろ昆布うどん」を頼んだ。

「富士そば」でうどんを頼むのは初めてだったのだが、案外美味しくて驚いた。

この「ゆずとろろ昆布」というトッピングも良くて夏の食べ物として相応しかった。

今度はもっと積極的に「富士そば」でうどんを頼もうと思った。

片倉には初めて降りたので景色も新鮮だったし行った店も楽しめたのだが、胃腸の不調も戻らないし、久しぶりに出かけたら疲れたので、またしばらくは出かけないつもりだ。

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