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池尻大橋「文化浴泉」渋谷「コスモプラネタリウム渋谷」「アジアンビストロ ローカル」

友達の誘いで渋谷のプラネタリウムに行くことになった。

そのついでに家を早く出て池尻大橋の銭湯に行った。

「文化浴泉」は2011年にリニューアルオープンした後に、更に2023年3月にサウナ部分を再リニューアルした浴場だ。

そのせいか客層も番台さんも若い人ばっかりだ。ロビーには入場制限のサウナを待つ人が沢山いて、まるでパーティーか何か始まるのではないかという雰囲気だ。

20分ほど待つと番号を呼ばれて中に入ることができた。脱衣所でも空いているロッカーを探すだけで困難だ。さすが都心部の銭湯と言った印象だ。

なんとか荷物を詰めて入浴スペースに入った。

中も人だらけだったが、なんとか間隙を縫って風呂に入った。

湯は軟水風呂とnano湯(ナノバブル粒子が入っているらしい)の2種類で、片方はヌルくて使い分けができてよかった。

サウナ設備は専門施設のような本格的なもので、かなり熱くて湿度もあった。

2段目は今までに体験したことのないような熱さで体に悪そうなのですぐに外に出てしまった。

水風呂も15度以下と思われるかなり冷たいもので末端冷え性のせいで足先が痛くなり長くは入っていられなかった。

照明暗めの休憩室には大量の整い椅子が置かれており、かなり快適に整うことができた。

専門的な設備が1000円ちょっとで使えると思えば金額的には安く感じたが、ここまで混んでいると田舎のサウナでのんびりしたい思いが強くなってきた。

自転車を走らせて渋谷に戻ると目的のプラネタリウムで友達と合流した。

友達は取りたい席があるとかで意気込んで入口前に並んでいた。

こちらのプラネタリウムは600円とかなりリーズナブルな金額だった。

中に入るとリクライニングシートを倒して寝ているような状態で空を見る形になった。

最初に星座の説明が入り、友達の手前、寝ないように努めていたのだが、宇宙を模した黒色が空いっぱいに広がると、脳は寝床と勘違いしたのか意識を閉ざしていた。

そのため寝なかっただけで話は何も頭に入ってこなかった。

その後、本編とも言える公演「Starry Music」が始まった。宇宙船で聞かれた音楽に関する内容だ。

あってないようなストーリー性と急に流れ始める音楽で幻想的な雰囲気だったが、何を伝えたいのかは漠然としていた気がした。

ただ40分ほどの短い公演だし漠然と宇宙を体験できれば良いのかもしれない。

宇宙船の中の映像が見られるのは臨場感があったし、音楽も宇宙で聞くのに良さそうな厳かなものが流れて夢見心地の40分だった。

プラネタリウムを出ると晩飯を食べて帰ろうという話になり「アジアンビストロ ローカル」に入った。

こちらは道玄坂にある「ローカル渋谷」の2号店で、渋谷では珍しい本格インド・ネパール料理が食べられる店だ。

久しぶりにインド料理が食べたかったのもあるし、土曜の夜に予約なしで入れるのはインド料理屋ぐらいだ。

その「ローカル」も予約をしていたと思われるお客さんが続々と入ってきて満席になった。

この日は揚げモモ、チャウミン(インドの焼きそば)、ビリヤニ(炊き込みご飯)を頼んだ。

どれも食べやすい味付けでインド料理初心者にも薦められそうなものだった。

最後のビリヤニは特に量が多くて腹が膨れてしまった。

店を出ると友達を駅まで送って帰った。

人間に会うと、普段は行かないプラネタリウムなどの珍しい場所に行く機会が設けられて良いと思った。

反面、最近は1人の時間が長くなりすぎたせいで、人間と会っても上手く話せていないような気がした。

どこかオドオドしている自分が客観的に想像できるし、会話も思いついたことが口から出てくるだけで上手くやりとりできていない気がした。

しかし、そう言った状況を改善するためにも人に会い続けることが大事なのだろう。

心地よい時間を求めて、また来週もどこかに出かけようと思った。

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