のんきなジョナサンの冒険第2章の感想
第2章はたどり着いた島で働くきこりの話。
突然目の前で逮捕された女性を少年がみて、
何事かと驚く少年。
この島では木を切るのに100人もの人々が
棒を使って叩き、1か月近くもかけて作業していました。
それに対して、女性が斧を発明し数時間で木を
切ったことで、
「仕事をおびやかした」として捕まりました。
少年は自分の島では、斧やノコギリで誰でも木を切れるし、木から舟なども作っているので、なんで便利な道具を作り効率よくなるのに
罪になるのか?
と疑問に思いました。
少年は便利な道具を作ったおかげで、
木で違う物も作れるし、効率がよくなったじゃないか。と訴えますが、
この島の人は疑問に感じず、
「伝統ある仕事だ!便利な道具を作って仕事という職を奪った、新製品を作るためじゃない」
と言い怒られてしまい、おかしいなぁと思いながら跡をする。
というのが大まかなストーリーです。
この物語のなかでは新しい発明は規制により
罪になっていました。
違う国から来た少年にとってはかなりの驚き。
これは国の考え方のちがいにより、発展する国と衰退する国の差が明らかになった事例のように感じます。
この規制を作った人やきこりの監督は木を切る100人以上の人は木を切る能力しかないと考えているのかと思いました。
この物語を読んで自分の経験に当てはめて
浮かんだのは、道路工事で、いつも同じような場所を工事していたり、なんでこんな場所を工事するんだろうと思った時に、親世代に質問したら仕事ないからやっているんだろうと言われた事がありました。
仕事をあげているって結構よく聞く言葉じゃないでしょうか?
これが何となくリンクしました。
じゃあ、この規制が緩和されたらどうなるか?
を考えてみました。
少年が言ったように、木から材木にし
舟ができたし、家や家具など違うものが
つくれた。
単純に一カ月の労働時間が減り自分の時間が
が増える。
時間が増えたり、新しいものが作れる事で
違う収入が増える可能性がある。
力がない人でもきこりの仕事ができる。
違う仕事をしたかった人が違う仕事を作れる
重労働から解放される
木が加工され新しいものが増えれば、住民の生活の質が高まる。
舟は移動手段を増やした
まだまだ、考えれば規制緩和の利益はありそうです。
大きなルールに限らず、日本は小さなルールも増えています。
一つ一つの規制について必要か不必要かを
考えることは、大事ではないでしょうか?
また仕事をすることの意味を改めて考える内容だったと思いました。
手短な感想ですが、読者によってうける感想は違うものだと思います。
ぜひ、ご興味がある方は読んでみてください。
次回も違う章の感想を投稿したいと思います。
毎回あまり上手な文章ではありませんが、
お読みいただきありがとうございます。
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