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フリーライドにならないように

鳥取県で大学生×地域のコーディネーターをやっているゲンヨウです。人をつなぐことは新しい価値を生むと思っているので、なるべくどんどん繋ぐタイプです。今日は考えさせられる場面がありました。

活動を始めて17年、年も40歳になってから、つなぐことの難しさを感じる場面もあったりします。大学生でも、我々の活動に深くかかわる学生もいれば、関係は薄いけどアクティブな大学生もいろいろいたりします。どちらの学生も、紹介してほしいとか協力してほしいという話をしてきます。

そこまで、自社関係の学生とそうでない学生の区別はしていなくて、面白そうなら紹介、何か起きそうなら紹介という感じではやっています。必然的に、うち界隈の学生の方が、僕らの哲学の部分で共有できていることが多いので、よいつながりになることが多いです。

哲学の部分が握れていないと、想定とは違った動きがあったり、あとから紹介した先から「○○だったけど、どうなん?」みたいなお叱りを受けることもあります(この辺は、僕が紹介したしないに関わらず、鳥取での学生の動きとかで突っ込まれることも・・・)。

その時に学生たちに話をするのは、フリーライドにならないようにという話はします。例えば、大学生が「○○をやりたいので協力してください」みたいな案件について、相手にとってそれを応援するには何が必要か、どういう形が良いかを考えてもらいます。もしくは、その辺の視点が抜けている場合は指摘をします。自分の卒論作成時とか、事業開始当初はその辺が抜けていた部分もあったなぁと感じます(ふりかえり反省)。

大学生だとなかなか相手が紹介先と作っている関係性が一朝一夕で生まれないものであるとか、社会人が自分のために時間を作ってくれていることを認識するのも難しいので、その辺は説明もしながら伝えるようにします。

どうしても、同性代だけでコミュニケーションをしてきているので、相手にとってのメリットや参加動機、応援動機が何かについて考えなかったりします。そうなると、1回は手伝ってくれたりしますが、次が無かったりするので、そこを考えようぜということです。

もちろん、メリットがすぐに出てこない場合もあります。その場合は熱意だったりが応援に回ったりする部分もあるのですが、ちゃんと考えて動くのは大事だと思うのです。

これは、僕たちもつながりで何かをしてもらう時やつながりを作ってもらう時に大事にしないといけないなと再確認しました。やはりつながった相手はもちろん、つなげてくれた方にお返しができるような仕組みをちゃんと作っていかないと続かないなと思うわけです。

どうしても年数が続くと慣れが出てしまったりするので要注意です。そんな初心を考える機会がもらえたことに感謝です。

今日のおまけページは、こどもに幼稚園までに触れさせて良かったおすすめ本3つを紹介します。

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