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経営者として考える年度末

年度末のバタバタの中を何とかやっております。
次年度の準備も含めてやらないといけないので、少々混乱気味。
一日が超高速で過ぎていきます。

経営者的な目線、事業に当事者意識をどう持つのかは、今後の働き方ですごくキーワードになると思うので、それが自然に持てる組織になるように、経営者としてやるべきことは何なのか。そんなことを考える年度末です。

やることがある、求められていることがあるというのはありがたいことです。

仕事を創って、誰かのためになって、自分のためにもなって楽しい毎日ですが、どんな価値を自分の動きで、組織の動きで残していくのかを、確認していかないといけない仕事だなと再確認する最近です。

「いい意味で世の中の歯車になる」

大学生たちに話をするときに使う言葉です。歯車ってイメージがよくないようですが、僕はありだと思っていて、自分で事業をすればするほど、自分のできることの少なさと、チームでやることの重要性を感じる部分があるわけです。

必要とされることがあるから、仕事になるわけで、必要とされなければ仕事にはならないわけです。ものづくりをしても、欲しい商品を作らなければ、欲しいと思う人に届かなければ、ただの趣味と言われても仕方がないわけです。ちゃんと歯車として組み合わさって、自分の動きを世の中に反映させる。そういう見通しを持って仕事するのが大事だと感じるわけです。

僕がやっている仕事は、誰かと誰かを繋いだり、誰かのチャレンジを伴走したり、中間支援と言われる部分です。補助エンジンというか、追い風というか、武器の一つと言うか。そんな存在。

中間支援について、議論をしていく中で、中間支援の組織強化のためには安定的な財源の確保があるなぁという一面があります。僕は経営者なので、自分の覚悟でやっていますが、従業員にとっては先行きがあまりに不透明だと続かないわけですね。とはいえ、安定してしまうと尖ったことができなくなる傾向があるし、既存の中間支援の位置づけである公共機関ができてない一面を見ていると、不安定なくらいがいいんじゃないかというジレンマがあると感じるわけです。

組織の長として、しっかりと売り上げの見通しは立てつつも、尖った部分、面白い部分、成果に厳しい部分を浸透させていかないと、気づいた時には遅いと感じるわけです。

中間支援をやりたい人材は、まず自分がプレイヤーにならないといけないという部分も強く感じます。そういう意味で複業はありだと思っています。かたやプレイヤー、かたや中間支援。自分の経験があると、アドバイスが具体的になったり、当事者意識があがる傾向はみられます。自分だったらどう考えるだろうという軸(自分の事業)があるので。

考えるのも大事だし、やれることから、少しずつ積み上げるしかないですね。

そういいつつ、今日は雪解けのまま大きな水たまりになっている、農機具小屋の裏の水路を復活させたり、こどもと遊んだり、家のことをします。

体動かしながら、いいアイデアが出ることを祈って。

追記 写真は、メンターしている藍染めを起業する智頭の人の商品。○○×藍染という事業なので、今回は「智頭杉×藍染」です。欲しい人がいたら、個別でつなぐのでコメントください。まだ限定生産みたいなので。

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