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VR体験記

プレイステーションVRを買って2ヶ月。もう以前の自分に戻れる気はしない。もしVRのセンスを知らないまま2020年代を生きていくとしたら…俺はゾッとする。明らかに勿体ない。

VRは感性を変える。未だにケータイを持っていない人と出会うと、その前提の違いにモヤモヤするのと同じだ。(スマホじゃなく、ケータイ自体を持ってない人ね)

VRは生活を変える。でもまだまだ赤ちゃんレベルの発展途上なので、10年後どのようなカタチをしているかわからない。おいおい大袈裟なこと言うなとこの本の同じ言葉に同じツッコミを入れたけれど、読了後の今は違う。まだまだVRは赤ちゃんレベルだ。いまこの瞬間も技術は進歩している。携帯電話でいうとまだパカパカするガラケーにもなっていない。1987年のショルダーバッグみたいな電話機レベルだ。

“フューチャー・プレゼンス”

この本は現時点のVR体験者に強くオススメする。

VRで得るプレゼンス(存在感)は凄い。有名なサメに襲われるゲームでは本気の悲鳴をあげたし、登場人物は(主人公じゃなく)俺を見ているし、ジェイソン・ステイサム並みの無敵の銃撃戦もやったし瞑想もやった。もちろんアダルトビデオも試した。

約5年前。ブルーレイの画質の良さをはじめて実感したのは、ハリウッドの豪華な映像じゃなくAV女優の肌質だったのを思い出す。VRで20分間、女の子と対面で会話(だけでもいいしそれ以上でも)すれば、これはただの主観映像なんかじゃないと実感する。

VRは楽しい。でもこの本を読まなかったらそれどまりだった。今後の広がりにワクワクする楽しみができた。サイコー!それだけでいい!

使っていての小さな不満点はある。ヘッドセットが重かったり、途中でお茶を気軽に飲めなかったり。ただそれは全世界で800万回は指摘されていることなのでいずれ改良する。本書では最後に「2028年のある1日」を紹介してくれる。VRで遊んで、本書を読んで色々考えて、YouTubeで参考動画をたくさん見た後に読むと格別に面白い。

俺はこの「未来にワクワクする」センスを求めてWIREDやSFを摂取しているから、最後も大満足。OK!そろそろビートセイバーをやりますか!

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