安田弦矢

妻と死ぬまで生きていたい33歳/WIRED好きのkindleユーザー/ソーシャル・ストランド・システム+ベーシック・インカム切望/ブックカバーはつけない主義 @北九州市

安田弦矢

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    しくじった!なんて俺はアホなんだ!

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テッド・チャン短編「理解」再読。

これは主人公が「美」に向かう話であり実は簡潔に「悟り」の話なのだと知る。 物事を統一的全体像(ゲシュタルト)で理解し始め近づく境地。内側を限りなく分解して見つめていく過程は瞑想。最終的に無我を理解する(させられる)が、そのトリガーの描写はまるで爆誕した釈迦が7歩進んだ絵に見えた。ゆえに仏教を想う。 天上天下唯我独尊の「我」。これは「個々人それぞれの存在が尊いもの」という意味らしい。となると主人公は敵対者に負けるはずだ。勝敗というか収まるべき出口を理解というか。 主人公は

    • ノーコンティニュー

      おれ達はテレビゲームと共に育った。テレビゲームをクリアしてクリアしてテレビゲーム以上に楽しい娯楽がなければひたすらにプレイをした。 ほぼスーパーファミコンと同じ歳のおれはゲーム機の進化と共に育った世代だ。初代ポケモンもストライク。そんなおれ達も30代。つまり平成育ちはみんな大なり小なりテレビゲームに影響を受けている。と、思っている。(テレビゲーム以上に面白いものを子供に提供できなかった親世代をある意味呪うはまた今度) 注意してほしい。ここでいうゲームはテレビゲームのことで

      • LGBT

        当人が男として生きて男として死ぬつもりなら、例え女性の身体であっても周囲は「あの人は男だ」と見ればいい。それを当人に会ったことすらない外野が偉ぶって言うのはただの傲慢で差別で想像力が足りない。恋愛対象にしても「ただ好きになった人を愛する」事ができれば十分じゃないか。 といっても、ただでさえ今までの人生で見聞きしたものに刷り込まれている俺は、まだまだその人達を傷つけてしまう一言をポロっと言ってしまうかもしれない。さすがに「生産性がない」とか「異常」みたいな事はない。あれは失言

        • ブギーポップじゃないけど笑わない

          最近、外で笑わなくなった。特に仕事中は無ですよ、む。 お盆過ぎて体調を壊してしまった原因を自分なりに考えてみたら、ストレスだったんだろうなと結論づける運びとなった。人間関係について自分は「目には目を」を好まず、不条理なことをされても自分はそのレベルに落ちないように振る舞うようにしていた。元々自分がちょっと我慢すれば周りがうまく回るなら全然おk〜我慢も気にしませんよ〜な考えだったけれど、それが原因なのかわからないが今回体調を崩した。(すぐ治った) で、戦法を変えた。あの野郎

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        記事

          攻殻機動隊 小説アンソロジー

          A。円城 塔   Shadow.net B。三雲 岳斗  金目銀目 C。朝霧 カフカ 攻殻機動隊 D。秋田 禎信  自問自答 E。冲方 丁   スプリンガー A-ネット生命体 B-義体 C-幻影 D-ゴースト E-第3世界 これを各々のテーマと解釈。 生命、心技体、環境を主軸に描かれる攻殻アンソロジー。 改めて原作の裾野が広大なことに驚く。5つの短編に優劣はなく関心のあるテーマで分けて読むことをお勧めしたい。 Aについて。(ネタバレ) 円城塔の文体には強い中毒性があるの

          攻殻機動隊 小説アンソロジー

          「個別の十一人」

          朝洗濯もバッチリでfate の解説動画に飽きたので攻殻機動隊「個別の十一人」観てたが途中でps4がガコガコ言い出したので仕方なく中止。攻殻機動隊にハマってる。ようやくこの歳になって物語の概略が追えるようになってきた。「国粋主義+人種差別」者への嫌悪が作品の理解を深めた。 しかしDVD再生が調子悪い?PSVRで洋ゲーの体験版を試したけどすぐポーズ画面になる。これが仕様か判断つかなかったけど興味が無くなったのでアンインストール。ビートセイバーに励む。一度フリーズしたけどなんとか

          「個別の十一人」

          今日のメモ

          ストレスを抱えているとうまく頭が働かない。 「知ること」に楽しさが伴わない。 いまは状況が悪い。 https://slowinternet.jp/article/valley-of-wind06/ この記事は本当に素晴らしい。でも俺は100%感動が出来ていない。俺の状況が悪い。 いつもそうだ。状況が悪い時は全力で「悪さ」を実感している。それがなんとも無駄な時間だとわかっているのに変えられない。 いまを、やり過ごす やり過ごさなきゃならない状況が重なっている。  

          今日のメモ

          VR体験記

          プレイステーションVRを買って2ヶ月。もう以前の自分に戻れる気はしない。もしVRのセンスを知らないまま2020年代を生きていくとしたら…俺はゾッとする。明らかに勿体ない。 VRは感性を変える。未だにケータイを持っていない人と出会うと、その前提の違いにモヤモヤするのと同じだ。(スマホじゃなく、ケータイ自体を持ってない人ね) VRは生活を変える。でもまだまだ赤ちゃんレベルの発展途上なので、10年後どのようなカタチをしているかわからない。おいおい大袈裟なこと言うなとこの本の同じ

          2020年・夏 俺は止まっている

          気分が悪い。何もやる気が起きない。外に出たくない。この原因を挙げたらきりがない。しかしだからこそ記録しておこうかと思う。 ※例に漏れず人のために文章を書かないから俺以外がこの文章に何かを期待するのは間違いだ。じゃあ公開するなって?あっそう <世界> コロナで停滞。それ以上は俺には複雑すぎてわからない。陰謀論なのか真実なのかも確かめようがない。わからない。 <日本> 国家主義+人種差別を手段として用い、脳が硬化したアガリを決め込んだ糞ジジイが牛耳っている。あと10年自分が

          2020年・夏 俺は止まっている

          缶コーヒーが不味い

          去年。あるクリスマスパーティ。全くのアウェイに参加してしまった俺は帰り際のプレゼント交換でカルディのコーヒー豆を貰った。粉のヤツ。それまで缶コーヒー(微糖)を毎日飲んでいた身としてこう思った。味がわかるのだろうか。しかし缶コーヒー生活に不健康感も抱いていたので、いい機会だからフィルターを買って淹れてみることにした。 美味しかった意外だった。これでいい、から、これがいい。になるまでは早かった。200gもあったのでそれから毎晩フィルターに10g粉を落として楽しんだ。妻はコーヒー

          缶コーヒーが不味い

          西洋史以外の視点が欲しい

          中国の歴史を知りたい。細く言うと、中国人のものの見方を知りたい。考え方の根底にあるものを知る手がかりが欲しい。うっすらとそう思っていた俺に朗報。この本がありますぜ! 世界史とつなげて学ぶ 中国全史 年号や登場人物、細かい事件は抑え目にしてなぜそのような流れ(歴史)へと進んでいったかをわかりやすく解説してくれる素敵な本だった。 ーーーーーーーーーー たまたまなのか真実なのか。歴史を語る上で人物以上に大切な要素がある。俺はそれが「地理」だと思っている。かっこよく言うと地政学

          西洋史以外の視点が欲しい

          やめられない

          これはゲーム好きための本だ。ビジネス書として仕事のために手に取ってもセンスの良い人じゃないと身にならない。本書の質の問題じゃなくて、プレイヤーの下心の問題だ。 最高!ゲーム(とそれをやる俺)って凄いんだ!と自画自賛できる気持ちの良い本だった。それとゲームに理解がない親へ読ませてプレイヤー側へひきづりこむ手段の一つでもあると思う。 「体験デザイン」というキーワードに囚われるとせっかく良い本なのに魅力が十二分に伝わらないと思われる。ゲームを遊ぶ事自体がこんなにも高度なことなの

          やめられない

          エヴァQ

          3回目鑑賞。 物語の構成はとってもシンプル。14年後に目覚めた主人公はすっかり何もかもが変わってしまって戸惑うけど、自分を全面的に承認してくれる友達と出会い、彼を信じて世界を元通りにしようと試みる。けど失敗に終わり友達も失う。 大量絶滅。世界が変わってしまったのは自分のせいだとかつての仲間に言われるけれど自分は友達を助ける為に必死だっただけで結果を受け入れることはできない。その結果を変えようとした。けれど。自分には分かり得ない背後の思惑によりそれは失敗した。 つらい。書

          俺は前に進みたい

          「人類を前に進めたい」所詮この感想はチームラボの作品を「体験」していない童貞の人間が書く言葉だ。頭では分かっていても実感はしていない。つまり価値はない。9月に福岡で体験してくるからその時、俺は前に進める気がする。今はまだ、見ても食べてもない料理のレシピを眺めて味を想像しているにとどまっている。 <デジタイズドネイチャー>チームラボは「コンセプト」だ。 作品と作品、自分と世界、公と私。色々な境界をなくしていく。すべてはつながっているからだ。自然ということだ。 自然と対極に

          俺は前に進みたい

          反抗する

          今日もゲームの話だ。ウォッチドッグス2だ。この作品を実在の社会に合わせて一言でいうと「GAFAが俺達の個人情報を悪用しているから俺達ハッカー集団は立ち上がった。自由の為に闘う」だ。 ちょっと思想的なことを考えたい。この作品は2016年に発売だ。つい最近じゃんって思うかもしれないけれどビットコインバブル崩壊やトランプ政権樹立は2017年のこと。当然ゲームにトランプに似た大統領は出てこない。ビットコインもない。 仮想通貨は物語に組み込むのが難しいと思う。つまりブロックチェーン

          今日のメモ

          ・ウォッチドッグス2のメインクエスト完了!  予想通りの終わり方だった。ミスターロボットとかとかと諸々合わせて文章に残そうと思う。 ・ニーアオートマタもエンディングを迎えた。  あれかなり中途半端……ん?エンディング21種類もあるやんか… ・封神演義は明朝の作品かぁ。  ずっと昔からなんで哪吒(ナタク)が三国志にも出てくるのか不思議だったけど封神演義は結構テキトーに神様を引っ張りあげて物語に出しているらしい。3000年前の出来事なのに仏教の神(ナタク)が出てくるのはそうゆうこ

          今日のメモ