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オーディオ&ビジュアル

SOUND ONLY

● F91を90分音声のみ後半を映像で鑑賞した。※昔に一度鑑賞済。音声のみの方が、話がよくわかった不思議を発見。考察するに、ガンダム(SF)は背景知識や美術など設定が複雑で、本作は特に展開が早いので1カット毎に脳内の情報処理が大変。ただ大変。一度鑑賞済の作品なら大雑把に展開も重要人物の顔もわかるので声だけ聴いたら登場人物の会話と感情と展開に集中できる。そう、集中できる。ここが大きいみたい。ラフレシアとの闘いは流石に目でみるのがいいけどね。最後、セシリーを探すシーンはなぜか涙が出てきた。最近、ターンエーガンダムを見ても毎話泣いている。次は逆襲のシャアを聴こう。

精読への道

● 落合陽一×宇野常寛のデジタルネイチャー発売直前トークを(これも見るでなく)聴いた。で、限界費用ゼロ社会から読むか思っているんだけれどkindleに入っているデジタルネイチャーの1章をもう一度読み返してみた。トークにある「いかに近代的な価値観の支配を乗り越えるか」という視点を自分なりに考えて挑むと最初の理解度が全然違う。そして一文一文をゆっくり噛み砕く。思考が脱線すると目次を見て流れを確認する。これだけ。流れに沿って読む大事さは、一文だけ読んですぐ自分の考えを話そうとする読み方の人を見て学んだ。まぁ待て落ち着け。少し読み進めてから疑問を語りなさいと。・・・逆に(今もだけど程度の差はあれ)近代のことをよくわかっていない段階でデジタルネイチャーを読んでもそりゃわかんないよね、以前の俺。例えば、コロニー?モビルスーツ?何?って段階でガンダムF 91観るようなもん。問題は、俺の精読は朝読書20分が限界だってこと。集中力をあげるためには鍛錬が必要だ。

聴くと観る

● 大切なのは「作者が言いたいこと」への理解に近づくための手段だから、形式なんてなんでもいいということ。紙の本だろうが電子の本だろうが音声の本だろうが本人の講演だろうが、作者が言いたいことをわかり一歩進んで「それに対して俺はこうも考えられる」と言えるようなれれば。自分に合った理解の手段をその都度用いて色々な角度から理解しようとすればいいとわかった。いい収穫だ。

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