「得意」を伸ばして「苦手」を埋める。

玄徳です。

今回の話のきっかけになったツイートを以下に記します。

・・・とまあ、本当に思い出した話の断片を簡単に呟いたもので、誤解を招きそうだったので補足も兼ねて書きたいなと思います。

と言いつつ、どんな話の展開だったかもあまり覚えていないのですが。

宮下さん、というのはご存知出発サポートプログラムの生みの親の一人であり、「年配サポーター」を自称されています。
その言葉通り、少し前であれば定年退職されているくらいの年齢です。
「たびサポ」を運営する生協の職員として働いていらっしゃいます。

で、その宮下さんと事務所で会った時に、なんて話したんだったかな・・・。
確か、自分が少し悩んでいたんだと思うんですよね。
「自分がたびサポの中で自由に好きなことをやりすぎていて、自分の課題に目が向いていないのではないか」みたいなことだったと思います。

そこで宮下さんが言ったのが上のセリフです。
ちょっと誤解のないように直して・・・。
「日本の教育(社会)はその人の出来ないところを伸ばして埋めようとする。でもたびサポでは、得意を伸ばしていける。そうすれば弱みも伸びてきた強みに引っ張られて最終的に伸びてくる」

実際には、身振り手振りで「弱みが伸びてきた強みに引っ張られてくる」様子が強調されていたように思います。
そこに自分は根拠のない納得を感じましたね。
加えて、前半の日本社会への提言は最もなものだと思って、自分もなんとなく感じていたことを言語化された思いでしたし、実際に自分への自信を失ったり、自分自身の課題と戦い続けて苦しむ人を見たことを思い出すと、こちらもやはり根拠はないのですが、納得できるところがありました。

ちなみに最後のツイートの自分の解釈は、だいぶ「今の自分」という文脈を強く含んだツイートです。
最近はネガティブへの対応、付き合い方みたいなものをよく考えているので・・・。

でも、きっとこの話で大切なのは、「自分への自信を失ったり、自分自身の課題と戦い続けて苦しむ人」に対して、「自分の得意なこと、好きなことにもっと目を向けていいんだ」という気づきを与えられる可能性があるということだと思います。
一つ一つの自分のダメなところと戦って潰していくのは、時間も労力もかかる。それなら自分の好きなことや得意なことを伸ばして、気がついたら自分のダメなところが治っていたり、他の能力でカバーできるくらいになっている、みたいな流れはありえると思うんです。

自分が真面目な話をする時にたまに言うんですが、
「人は誰かを幸せにするためじゃなくて、自分自身が幸せになるために生まれてくる」ので、苦手から目を背けてもそれは全然「逃げ」ではないと思いますし、他でカバーしようと思う方が健全な気がします。

100点満点の人間なんていませんし!
できないところはできる人にやってもらっちゃえ!

・・・そんな弱めの意思で自分は生きてます。
参考に・・・してみて・・・?

基本的に投げ銭待ちスタイルです。 よろしくお願いしたりしなかったりしています。