読書日記📚　#2 USJを劇的に変えた、たった１つの考え方〜成功を引き寄せるマーケティング入門〜

みなさん、こんばんは。げんつです。

今日も読書日記をつけていこうと思います。

目標では1週間に1冊以上！
甘々な設定ですが、継続は力なり。ってことでお許しください🙇🏻‍♂️

さて、
今日の1冊は

「USJを劇的に変えた、たった１つの考え方〜成功を引き寄せるマーケティング入門〜」
　
です。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの元CMOであり、現在は株式会社　刀の代表取締役・森岡毅さんの著書です。

日本を代表する戦略家・マーケターである森岡さんがマーケティングの入門書として執筆なさったこの本には、簡潔かつ奥深くマーケティングのノウハウがぎっしりと詰め込まれています。

「マーケティング思考」は全ての仕事の成功確率をグンと上げる。

マーケティングこそがビジネスを成功させるための方法論

筆者は著書内でこう述べています。

全世界で星の数ほどの企業が凌ぎを削り合う、現代の社会において、マーケティングは生き残るためにMUSTな学問であることは間違いないのかもしれません。

これから僕はその社会に飛び込んでいきます。

その門出において、これだけはずっと忘れずにおきたいと思ったことを本書から3つピックアップさせていただきました。

①消費者視点を持つこと

いわゆる、USJを劇的に変えた、たった１つの考え方がこの消費者視点です。

この消費者視点を持つということは常に消費者の行動心理を探り続けていかなかればならないということです。

これは消費者が本当に欲しいものか

常にこのことを模索し続けて、モノやサービスを産み続けなければなりません。

しかし、実際には消費者視点は、持つというよりかは、持ち続けることが難しいのだろうなと感じました。

筆者も特に大企業では技術ばかりが先行して、売れるものを作るのではなく、作ったものを売る傾向にあると言っていたように

はじめは消費者視点で考えられていても、長くに渡って成功と失敗を積み重ねてきた企業には、「こうしとけば売れるだろう」といった法則みたいなものが無意識のうちに築き上げられしまうのではないかと考えました。

どんなにスキルが上がって、経験を積んだとしても消費者視点になって考えるということは決して忘れてはならないなと思いました。

つい最近、僕たち新入社員が自社と競合他社を比較、分析し、社員の方々にプレゼンするという機会がありました。

任意参加なのにも関わらず、本当に多くの社員の方がプレゼンを見にきてくださりました。

（本当にありがとうございます🙇🏻‍♂️🙇🏻‍♂️🙇🏻‍♂️）

入社間もない僕らの分析や考察など欠陥だらけで大したものでなかったに違いありません。

それでも多くの方が見に来てくださったのは、まだ何のスキルも経験も持っていないからこそ生まれる、消費者に近い意見が聞くことができるかもしれないと考えてくださったからなのかもしれません。

②自社の強み・弱みを把握すること

これも非常に大事な点であると感じました。

1番注意しなければならないと思ったのが競合他社の存在です。

ライバルのA社が〇〇を始めたから、うちも始めよう！

そうやって新規事業に取り掛かってみても、
自社には全く向いていないことが十分あり得るわけであり、ライバルとの埋め合わせをしただけで、消費者視点な考え方になっていません。

例：ペットボトルコーヒー、コンビニスイーツ

立て続けになりますが、ここでもう一つ肝に銘じておきたいと思ったのが

③戦略を学ぶ

ということです。

筆者の100対80でも勝てるという話はとても印象的でした。

20・20・20・20・20対30・25・25・0・0
　　2勝　　　　　　　　　　3勝

無理に全てに手をまわすよりも、得意分野に集中的に尽力した方が効率もよく、結果的に競合相手にも勝つことができる。

競合と渡り合っていくには、同じことをやろうとするよりも、相手との差を利用していくこと。というのはかなり説得力がありました。

そしてこれは②でも述べた強みと弱みを把握するという自社分析ができていてからこそだと思いました。

加えて、戦略において重要だと思ったことが以下の2点です。

❶目的→目標→戦略→戦術の順番で考えること。

❷戦略の大きなミスは戦術ではリカバーできないこと。

特に②は気をつけなければならないと思いました。

強み・弱みを把握することにもつながってきますが、企業としてどの分野で勝負していくのか。この部分をはっきりとしておかなければ、大ダメージを喰らうことになる。

これは個人でも繋がるものがあると思います。

僕のような新入社員は、間違った方向に進んでいることにすらなかなか気付くことができないかもしれません。

いざ気づいてみたら大惨事。会社には大ダメージということにもなりかねません。

入社1年目の教科書にもあったように、少しでも、不安や悩みがあれば1度立ち止まり、周りの力を借りること。やはりこれは徹底していきたいです。

以上が

今回この本を読んでみての簡単ではありますが、書評になります。

最後に

筆者の

何十年も生きてきたら、その人の強みは必ず好きなことの中に埋まっている

この言葉に興味を持ち、簡単に自己分析してみました。

僕は生きてきた中、大半を野球選手として生きてきました。
自分で言うのも何ですが、なかなか厳しい環境でやり続けてきた自負はあります。

それだけやり抜いてきた野球の中に何かヒントはないか。

僕は自分のある選手としての特徴が強みに繋がるかもしれないと思いました。

僕は本当に頻繁にバッティングフォームを変えていました。

野球選手は本来、フォームを固定する方が成績は安定すると言われています。

しかし、僕は変化を恐れず、バッティングフォームを変え続けながら、14年間野球をやり続け、それなりの結果も残し続けてきました。

変化を恐れず、挑戦してみる姿勢

「またバッティングフォーム変えたの？」

こう言われ続けてきた、この僕の野球スタイルが自分の強みなのかもしれません。

げんつ