夜の過食はデブのモト??

どーもKUMAOです。

Yahooニュースでたまたま流れて来た記事にこんな事が書いてあった。

まんぷく弁当を試すと、皆さん必ず「こんなにしっかり食べると思わなかった!」と驚かれます。たんぱく質をガッツリ摂るから満足度が高く、その結果、自然と夜の食事が軽くなります。
夜の過食はデブのモトなので、昼しっかり、夜軽くの黄金バランスが◎。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4b9f984257c8236845cc1e387017c06488f642d?page=4


※人の揚げ足取りをするのは趣味じゃないし、吊し上げたい訳ではない、と初めに注釈を入れておきます。


記事の趣旨を凄く簡単にまとめると、
運動無しでも、昼にこういう弁当を食べれば痩せます。レシピはこちらです。

という内容でした。

もちろん、コメントにはツッコミが満載。
流石に世間のダイエットのリテラシーはかなり上がってる模様です。


引き締まった見た目になるためには筋肉を維持しながら体脂肪を落とさないといけない。
筋肉を維持するには筋トレするしか方法が無い。
筋トレをしない場合、体脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまう。

これはもう大体の人がもう知ってる。
なかやまきんに君が色んな所で言ってるからだいぶ浸透してる事実だと思う。

今更「運動無しでも痩せる」は、世間に通用しない。


実際私は20代半ばに61キロから50キロまで痩せた事がある。
食事と有酸素運動のみで痩せた為に、顔はスッキリしたが、服を脱いだらふよふよだった。

そりゃあ、痩せる前より見た目は良くはなったが、
25〜35歳までに72キロまで増えたのだから、、
短期的に見て成功でも、長期的に見て大失敗と言ってもいいでしょう。(自身の不摂生のせいでもあるが。)

今となってはあの頃のダイエットで学生時代に培った「貯筋」を切り崩してしまった事を物凄く後悔している。
運動部では無かったから沢山「貯筋」があった訳では無いし、性格上不摂生で太る未来は変えられなかったかも知れないが、少なくとも36歳でダイエットを開始する時点で「大幅なマイナススタート」では無かったはずだ。

こんなマヌケな事にならないように読んでる人は気をつけて欲しいです。

ダイエットしたいなら筋トレもしましょう。
これは男女関係無く当てはまると思われます。
 
もう当たり前か。


あと、今記事のタイトルにもした、「夜の過食はデブのモト」というのもちょっと微妙な言い回しだと思います。

結局、朝だろうが夜だろうが、1日トータルの摂取カロリーが消費カロリーを上回れば、体脂肪は増える傾向になります。
これが大前提になります。

実際に私の場合は夕食が重めの構成になっています。

理由としては、夜〜寝るまでが長いので寝るまでにお腹がペッコペコになると何か食べたくなる衝動に駆られる事がある。

そこで食べてしまうとカロリーオーバーになりやすいので(もう3食で決められたカロリーを食べてしまっているのにさらに追加で食べる事になるので)、夜はあえてしっかり食べている。

1日の構成としては、
朝は脂質多めで腹持ちを良くし、昼はそこそこな量で。3時以降にちょっとおやつを食べて、夜はしっかり食べてます。もちろんすべてのカロリーとPFCバランスも計算しています。

この方法で36歳〜37歳で72キロから61キロまで痩せた実績がありますし、
恐らく時間帯による優位さはほとんど無いと思われます。
よく言う「n=1」ではありますが、私の実感としてはそんな所です。

人によって我慢しやすいタイミングは違いますから、「過食を防ぐ方法」はそれぞれでいいと思います。

もちろん記事の方法が合う人もいると思いますが、その方法はあくまで数ある方法の一つにしか過ぎないと言うことです。

東大に合格する為には、このテキストをやれば受かります!
って言ってるようなものです。

必要なのはテキストではなく、勉強です。
逆にそのテキストだと不合格になる人もいるかもしれないじゃないですか。

わざわざ成功率を下げる必要はないんじゃないかと思う次第です。


残念ながらダイエットに楽な方法はありません。
継続するコツみたいな事はあっても、やる事は
「摂取カロリーを消費カロリー以下にする」
「筋トレをする」
以上です。人間である限り。

なので、「楽そう」なやり方を試して失敗をして落ち込むくらいなら、
初めから普通にベーシックに自力でやってみてトライ&エラーを繰り返して少しでも前進する方を選びましょう。

ちなみに最近新しい薬もあるみたいですが、副作用もゼロじゃないみたいなので、過度な期待はお互いやめときましょう。医師じゃないのでこれ以上は言わないでおきます。


今日食べ過ぎちゃった方も、カロリー内に収められた方もお疲れさまでした。


ではまた!!






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