就活日記②雨の日

どーもKUMAOです。
インターネットの求人サイトに登録して、2件ほど応募してみました。
さて、どうなる事やら。これから書類をメールで送る段階です。

まぁ、求人サイトの広告では全く先方の感じが掴めないのでまずは面接まで進んであれこれ聞ければと思う。

でも応募した段階でこちらが「受かりたい」前提で話をされるのはなんか違和感がある。
企業によってはフラットな話し合いの様な面接も存在するけど、こちらとしては面接に進むもっと前の段階からフラットな情報交換を望んでいる。

極論言うと、「受けずに済むなら受けたくない」が本音。

受けるものを厳選した方が圧倒的に効率的で、
受かって辞退してるようでは時間のロスが大き過ぎる。

あーだこーだ言っていても始まらないので、我慢するしかない。
雨の日でも歩かないといつまでも駒は進められない。そんな感じ。

私は、雨の日は嫌いです。
濡れる。寒い。
何より日課の散歩ができない。


歩きやすい雨用の靴と、レインコートでもあれば可能だとは思うけれども、どうもそこまでのやる気がおきない。
私の想像する真の散歩マスターはそこまでの事情込みで散歩が好きなハズだ。
私は散歩マスターへの道は遠い。今は「にわか」であると言えるだろう。

仕事の場合はそうも言ってられない。
 
仕事は他人を巻き込んでるものだから、そんな雨ごときのチンケな理由ですっぽかせるものでもない。

でも本音を言うなら雨の日は仕事をしたくない。
散歩ほど影響度は低いとはいえ、なんとなくしたくない。
通勤に徒歩を挟むか、じゃなく、説明しきれない「気だるさ」がある。

同じロジックでいけば、私は仕事マスターにはなれない事になるなぁ。


自分の過去を振り返ってみると、働き始めた20代くらいは雨の日なんて気にならなかった。

いつからだろうかと考えた。

明確にいつというタイミングは見当たらないけど、年齢と共に徐々に嫌になっていった感がある。

無知だったからもあるだろうけど、20代の頃は雨の日なんて気にしたことも無かった。仕事上の嫌な事ももちろん沢山あったけど、なんとなく登山の途中みたいな気概がまだあった。へっちゃらだった。

転職を何度か経験し、
登るべき山を選り分けるようにもなったし、戦略的撤退もするようになった。

だいぶ抽象的だけど、人間同士の摩擦や、ストレス、煩わしさ、面倒さ、目論見、傷つく事、もろもろの「痛み」がこの先待ち受けているのをある程度予見できるようになってしまった。

そうやって苦労とは別のちょっとの「痛み」からなるべく距離を置くようになっていった結果、「痛み」に対しての耐性がどんどん落ちていってる気がする。

それが雨の日に仕事に行きたくなくなる原因なんじゃなかろうか。

 

同じ趣味嗜好の人達だけで繋がる。
気の合う人の情報ばかりを摂取する。

これってようは「痛みを避ける」行動だ。
少なくとも私が20代の頃は雑多な人間関係がもっとあったし、会社の人達ともある程度付き合っていかなきゃいけなかった。
あまり良い言い方では無いけど、ウイルスの驚異に対抗する為に事前に打つワクチンのように、少量の毒が沢山あった気がする。
その毒が沢山あったが為に、少々の嫌な事も我慢できたのかもしれない。

痛みを避けるのはストレスフリーで良い事のように見えて、自分の感動とか、満足度とか、ひいては幸福度まで相対的に下げているだけのような気もする。

もう一度、「痛み」を少しだけ受け入れてみようと思う。具体的には、受ける会社の裏側や、内情、人間関係、年齢、その他の小さな事は目をつぶる。
自分の場合はもう少し図々しくても良いんじゃないかとも思う。


20代のように、毒に鈍感にはなれないだろうが、ある程度許容するのはできる気がする。

もちろん許容量を一気に増やして自分を駄目にしてはいけないが、その限界値も今なら解る気がする。


雨の日でも行きたくなるようになるといいのだけれど。


就活の進捗はまた報告します。


ではまた!!

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