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炭酸刺繍マガジン

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架空の詩集「炭酸刺繡」をテーマに詩を募り、まとめています
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2024年7月の記事一覧

続けて、炭酸の恋〜Love Wizard|#炭酸刺繍

藤家 秋様のnoteを拝読。 ↓ ↓ ↓ 待ち合わせで 貴方 文庫本 読んでいるね 本に夢中かと思えば 近付くと すぐページ閉じるね ―――どうして私と分かるの? ―――ヒールの音で 分かるよ まるで・・・恋の魔法使いね ―――映画を観ようか? スケジュール 調べる ―――これはどうかな? 見ると 私の好み ぴったりなの 本当は 違う映画 観たいのかも だけど・・・恋の魔法使いね スクリーン観ながら そっと 手を繋ぐの 鼓動 聴こえるくらい

輝いておいでです

炭酸が はじけ飛ぶ 一瞬だけ 小さな虹をつくって はじけ飛ぶ 一緒に わたしの夢も はじけ飛ぶ くだけ散ったわけではないの カンチガイなさらないでね 頭の上では あやしげに 月が輝いておいでです 炭酸が はじけ飛ぶ 一緒に わたしの想いも はじけ飛ぶ

【炭酸刺繍】夏いろのうた。

空に弾けたサイダー 綺麗事を吐き捨てて 手のひらに残された 透明な抜け殻 空席のきみの場所 溶けていくさまを 縫い止めたままで 夏が通り過ぎていく さよならの合図が鳴って 飛び立った星たちは 夜空に溶けて 朝を迎えにいった ↓短歌バージョン。 あ、ホントは短歌から詩にしたので 逆でした🫢 ちなみに空席のSNSは 特に感傷的なわけでもなく 特定の誰かでもなく なんとなくしゅわしゅわしてるのを 縫い止めてあるなって 思ったからです✨ 秋しゃん、よろしくお願いします(`

<炭酸刺繍>蝶のように舞う恋詩

君に恋をして 蝶の羽が生えたように 明るく楽しい言葉が偏西風に乗って 僕の胸に一頭、また一頭と 舞い降りてくる そのうちの一頭が炭酸の泡のように パチンとはじける はじけた泡は まばゆい色をつけて 僕の心の中へ広がっていく それは 君が飛ばす想いによって 赤い色だったり 青い色だったり いろんな色に変化する 「ワタシ、アナタがスキ」 と、君の言葉が大空へ飛び立って 僕の元に届いた時には 淡いピンク色に刺繍された蝶の羽は 濃いピンク色へと成長させていく それはまるで 春

【盛夏の炭酸刺繍】とりあえずビールで乾杯🍻

乾杯! 最初の一杯は大きなジョッキの生ビール カチンカチンとグラスを合わせ 笑顔で黄金色の液体を流し込む ちょっと苦くてシュワシュワで口の周りに白い泡 グイグイと飲み干せば今日の嫌な事も忘れるさ 二杯目も生ビールにしようか 焼き鳥に唐揚げ枝豆揚げ出し豆腐 美味しいおつまみ美味しいビール 憂鬱な気分も消えてきたかな 次は何を飲もうかな レモンをギュッとしぼったレモンサワー ちょっと酸っぱいレモンサワー 今日の酸っぱい思いもレモンサワーで流し込め! だんだん楽しくなって

【炭酸刺繍|盛夏編的②】noteの記事、賑やかし帯(タイ)。-第289弾-

秋さんの企画【炭酸刺繍盛夏編】に参加します♪⇩ ご使用前に、コチラのご確認を…⇩m(_ _)m 》✅ご使用方法 ✅今回の賑やかし帯(飾り罫線) 今回は以上になります。 気に入るものがありましたら、使って下さいね♪ 秋さん、よろしくおねがいします♪ 【イチオシ勝手にPICK UP】 ※勝手にご紹介させてもらっています。 もし、問題がありましたらお知らせ下さい。 削除いたしますm(_ _)m ✅賑やかし帯を使ってくれる方へのお手紙⇩ ✅賑やかし帯とは?いつきが

フルーツソーダ|詩 炭酸刺繡

ママのおねえさんは 少女みたい マンガ大好き 子どもと取り合い 会うといつも なにかのじまん 得意げに 野菜や果物 持たせてくれる ばあばそっくり そんなこと言ったら むくれるから アンはグッとがまんする ゴキゲンな日 フキゲンな日 パキっとクリアで わかりやすい そんなこと言ったら ぶうたれるから アンはグググッとがまんする 背伸びしてたら のどかわいた ソーダに冷凍フルーツを浮かべた キラキラしゅわわなドリンク 透明なグラスに注いでくれた SDGsな紙ストロ

3日目が好き

はじけるあなたを見ていたら なんだか元気になってきた あなたの呼吸を聞きながら 私はそっと口づける その口づけは思うより ずっと刺激が強すぎて 私は少し無理してる はじけるあなたは昨日より 何だか大人になったみたい あなたの笑顔を見つめながら 私はそっと口づける その口づけは昨日より ずっと優しさ強くなり 私は少し嬉しくなる もうはじけてはいないあなた すっかり落ち着き払ってる あなたの姿をながめながら 私は深く口づける その口づけはこれまでの 誰のものよりや

泡を繕う

夏らしいことしたいね きみがそんなことを言うから わたしは泡を繕いはじめる サイダーの涼しさを 手の中でかたちにする 暑さを増していくばかりの夏に もういや!って言うよりも わたしたちは涼しいのよって 手の中の泡に触れる 一瞬の花火、サイダーの泡、蝉時雨 カメラよりもポップに残せたらいいと思わない? 喉を涼しくする、サイダーは通り雨 駆け抜けて、夏になる 夏らしいことしたいね ふたりエアコンの効いた部屋 私は泡を繕いはじめる サイダーの涼しさも ふたり生きていくこれからも

夏の幻

ふうりんの音が 聞こえたような 気がした あの かすかな音が 聞こえたような 気がした 手で はらったら あっけなく 壊れてしまいそうな あの音が 聞こえたような 気がした ふうりんの音と 一緒に キミの姿も 見えたような 気がした ふうりんの音にまじって キミの あの はかない声が 聞こえたような 気がした ふうりんの音とともに キミの姿も どこかへと 消えてしまった

炭酸刺繡③  藤家秋さんの企画

青空が とけてつもった    ソーダ水 会いたさが つのりつもった    くものいろ きみは月のかけらかい かけたところは こい心 きみをおもって けずれてく きみは雲にのってくる ひかるくもが ほら きみのかがやく 笑顔のかたち あきしゃん よろしくお願いいたします<(_ _)>

炭酸刺繡|盛夏編 第3集 Like ice-cold soda

おかげさまで、連日、炭酸まみれな藤家です 第3弾は、合計11篇の炭酸刺繡プラスα×2がお目見えです ・いつきさん 糸も針も炭酸も 炭酸刺繡.。o○に欠かせない、色とりどりの飾り罫線=「賑やかし帯」は、わたくしのnoteの共同経営者・いつきさんの作品です(`・ω・´)☆ 春の炭酸刺繡で大量につくっていただいたので充分すぎるのですが、このたび新作を発表してくださいました あなたの記事にもぜひ使ってくださいね ・カンナさん|をかし探究隊隊長 ことばのゆくえ 春の炭酸刺繡.

夏休み=おやすみです|詩 炭酸刺繡

アンの学校に 宿題はない だって 夏休みは「おやすみ」だもん だらだらして 夜ふかしして おひるねして 好きなことしていいよって バカンス 空白 からっぽ時間 なにをしようか なにしてあそぶ? 子どものときに 好きなだけ 遊んだひとは  「成功」するんだって 成功って おいしいのかなあ どんな味かわかんないけど アンは めいっぱい 遊ぶよ ぷくぷく浮かんだ アイディアの種は しゅたっ わんこみたいに ジャンプしてキャッチ 風船みたいに シャボン玉みたいに ふらり

炭酸刺繍

わたしはあなたのシャボン玉 パチンと弾けるシャボン玉 あなたの頬を濡らしたい あなたの睫毛にとまりたい 瞬きするアナタと一緒に パチパチ弾けたい わたしはあなたのシャボン玉 毎日あなたの胸で弾けたい あなたの背中 あなたの腰 あなたの太股 埋め尽くしたい あなたの心も シュワシュワしてる? わたしはアナタのシャボン玉 アナタの中でいつも 弾けたい パチン パチン わたしの声が聞こえてる? え?なに? 煩いですって? 他にいいシャボン玉見付けたのね 覚えてらっ