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令和6年の教室がスタート。新教室と自然農園づくりも始まりました。

令和6年の稽古が次々と始まりました。
大阪からスタート、その後、神戸、芦屋、淡路と続き、本日は稲美町。
そして、いよいよ淡路島で本教室がもともと2011年から目指していたコミュニティづくりの土台となる農園の準備が始まりました。
教室生やアートに関わる皆さんの合宿などでも利用していく予定です。


四條畷市立民俗資料館

さて、本年最初の大阪での稽古は、こどもたちと保育士さんたちの作品作り。
この園は、教育者であり哲学者であったルドルフ・シュタイナーのシュタイナー教育を採用されています。シュタイナーは、教師は芸術家であることを大事になさっていた方でもあり、自身も個性溢れた建築や絵画を遺されています。そのような園に導入していただいた和太鼓や篠笛。ご担当の先生は、音楽学校を卒業された素晴らしい先生や、ヨガのマスターの皆さん、そして大変に博学な先生。

まずは、日本のさまざまな音を聴いていただき、体験していただきます。
次に、日本の和歌、俳句などを味わっていただき、古墳時代に使われていた音階の研究結果などを共有。そして、園のある四條畷市の民俗資料館では館長さんに四條畷市の旧石器時代からのお話を伺いました。
館長さんはご自身も発掘にたずさわっていらっしゃって、四條畷市だけでなく、全国各地の遺跡についても大変詳しく、いろいろな勉強をさせていただきました。

当教室から、遺跡の勉強や楽器復元の手配をしている間、先生方は、作詞と作曲に挑戦。当時使われいた音階を鳴らしながら、即興的に音を紡いで行きます。
そこに子どもたちが演奏した音を加えて物語に仕立てていきます。

一方、神出稽古場では、一つの太鼓をさまざまに持ち替えながら、東北、四国、沖縄の3つの移動型の太鼓芸能を、次々と展開していく教室初の移動パフォーマンス創りに数年かけて取り組んでいます。三線、三味線、鉦、笛を加えていくだけでなく、舞も必要になってきたので、本年は、みんなで現地芸能の旅に行くことを計画しています。
なお、神出稽古場の郷音舎、武陣太鼓の神戸市・太山寺児童館さまでの楽しい和太鼓演奏会は、2月18日(日)となりました。
チラシができましたら、アップさせていただきます!
お待ちしております。

淡路市立サンシャインホール和太鼓教室では、3月にひかえた「淡路島コレクション」で楽しい音楽行列と舞台のコラボレーションにチャレンジ。
こちらも、チラシができましたら、アップさせていただきます。

そして!
今月1月28日(日)は「いなみの音楽祭」です。

稲美町のこども園の子どもと保育士さん、今年はなんと三線、篠笛、和太鼓、パーランクー、鈴と色彩豊か。
世界中で様々なことが起きている今、この園の子どもたちは、どんな環境下でも全くビクともせずに、自粛生活中も、寒風吹き荒れる園の運動場で太鼓を打ち鳴らし、大人たちを元氣付けてくれました。

今年は、素晴らしい世の中が来ますように、沖縄の子どもたちが歌い継いできた世界平和を願う、わらべ唄をげんきに歌いながら幕を開けてくれます。

ぜひご来場くださいませ。


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