[NBA]レギュラーシーズンの開幕!
プレシーズンが終わり、遂にNBAの長いレギュラーシーズンが先日開幕した。
全チームが開幕ロスターの発表を行い、シーズンを戦うチームの顔ぶれを明らかにした。
個人的にその中で最も注目したのは、「渡邊雄太」の存在だった。
渡邊雄太ネッツ入り。NBA5季目に突入!
NBAやバスケットボールが好きな日本人であればきっと多くの人が同じように注目していただろうと思う。
彼は崖っぷちの状況の中で必死に生き残りを目指し、短いプレータイムにも関わらずディフェンスを誰よりも全力に行って、3Pをちゃんと決めることでその精度の上昇も証明し、プレシーズンの試合を通してしっかりとしたアピールを見せ続けてきていた。
渡邊雄太はこれまでもずっとそんな状況の中で生き残りを勝ち取ってきた。NBAという最高峰のバスケットボールリーグの中で。
スポーツや部活動に打ち込んだ人ならば特に、レギュラーを勝ち獲ることの大変さなどから、チームからの信頼を得るための苦労や、そのプレッシャーの重さなどをイメージすることが出来るのではないだろうか。
渡邊雄太はそれをトップレベルの才能を寄せ集めたようなNBAの中で行っている。これは本当に凄いとしか言いようがない。
ただ、本人も言及している通り、本当に求められるのはここからの内容であり、本番での結果になってくる。
プレシーズンと違い、本腰を入れる各チームの面々を相手にプレシーズン中のようなクオリティを保つことが出来るか、その課題に挑み献身的なプレーを続ける渡邊雄太を引き続き応援すると共に、その活躍に注目したい。
開幕初戦
BKN 108- NOP 130
渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツは開幕戦でニューオリンズ・ペリカンズに22点という大差で敗れ、黒星スタートとなった。
NOPは補強されて強くなっていたところにザイオンが復帰したことで、チームの安定感がより高くなっていた。
渡邊はこの試合に8分34秒ほど出場したが、得点することはできなかった。(フリースローを2本外したのは痛かった)
長いレギュラーシーズンの初戦なので、チームが悲観的になっているということはないと思うが、KDとアービングが出場する中で22点という大差でゲームを落とすというのは手痛い結果に違いない。
チームのペースを掴めなかった上にスタメン全体の得点力にも差が出ていた。特にシモンズの得点が乏しく、その上AST・REBでも良い数字を残せてはいなかった。
そこが機能すればボールムーブも活性化して、相手の守備も崩すしやすくなり、BKNの高い得点力が火を吹くのではないかと思う。
何にせよBKNは未だ万全の布陣という訳ではなく、復帰が待たれる選手が複数人いる。なのでチームとしての調子も恐らくこれからもっと良くなっていくだろう。
だからこそ、渡邊雄太はこの期間に結果を積み重ねて、チームからの信頼をしっかりと獲得しておきたい。
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