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世界三大発明について

いわゆる世界三大発明というものがある。
羅針盤、活字印刷、火薬の3つである。

この3つの発明により、世界は変容した。
とりわけルネサンス期のヨーロッパにとっては大きな改革だった。

しかしながら、この3つはいずれも中国で開発されたものである。

羅針盤は実用化されたのが宋の時代であり、開発されたのは後漢の時代である。

活字印刷は同じく宋代に成立していて、起源は唐の時代の木版印刷である。

また、製紙法も中国が起源であり、分かっている範囲だと前漢の頃からその技術を有していた。
しかし製紙法がヨーロッパに伝わったのはその1400年後である。
現代の日本人からすると、大化の改新の頃の技術が最先端のものとして伝わってきたようなものだ。

火薬も宋の時代に開発された。

このように、多くの画期的開発は中国を起源としている。現代の世界観からすると、常にヨーロッパが世界をリードしていたと思いがちだが、実際は全然そんなことない。

むしろ西ローマ帝国滅亡から大航海時代あたりまでは中国やイスラーム勢力のほうが世界を引っ張り続けていた。

このような偏見を取り除くためにも歴史の勉強は非常に大切なのである。

ちなみに火薬の登場によって大きく影響を受けた勢力がある。それは遊牧民である。
彼らは強力な騎馬隊を結成することで巨大帝国を築いたり、世界各地へ侵略を続けていた。

しかし、火薬の登場で彼らの生命線である馬が機能しなくなったのだ。
結局、清代のジュンガルを最後に、遊牧帝国は歴史から姿を消してしまった。

ということで、明日の東海ステークスの本命はハギノアレグリアスです。
また、AJCCの本命はエヒトです。
AJCCはエヒト、ガイアフォース、ユーバーレーベン、バビットの4頭で決まりでしょう。

それではまた来週。さようなら。


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