映画レビュー 23作目 007リビング・デイライツ

今回は、先日bsで放送されていた、007 映画化25周年を記念して作成された シリーズ15作品目 リビング・デイライツをレビューする。

KGBコスコフ将軍から、ボンドに亡命の助けをしてほしいと言った要望が入った。
演奏会で、亡命の手助けをするボンドは、
コスコフを襲撃しようとする人物に気がつく。
この襲撃しようとしていた人は、演奏会でチェロを演奏していたカーラだった。
そのため、狙いを外して、亡命を助けたボンドは、KGBのトップになったプーシキン将軍が
スパイ殺人を考えている事をコスコフから聞く。
しかし、その話を行った後、コスコフは、ヘリコプターで、連れ戻されてしまう。
ボンドは、プーシキンは、そのような事をしないと考え、カーラに接近しながら、真犯人を探すといった内容だ。

https://m.youtube.com/watch?v=h9RqM2fXssY&pp=ygUb44Oq44OT44Oz44Kw44OH44Kk44Op44Kk44OE

この映画をみて、思った事は4つある。
1つ目は、新ボンド映画なのだが、旧ボンド
映画の良さを残しているという事だ。
ティモシーボンド1作目なので、ムーアボンドと比べると大分話がシリアスである。
ただ、m qの俳優陣、監督陣はムーア時代から続投しているので、アクションシーン、彼らの会話などから旧ボンド映画の雰囲気が残っている。
その為、ムーアボンドが好きな私でも楽しんで
視聴する事ができた。
このテイストを残して、次の作品以降も作って欲しかったと心から思う。
消されたライセンスでは、いつもの任務映画ではなく、ゴールデン・アイからは、俳優陣、スタッフ陣、話の内容がガラッと変わってしまったのが本当に残念でならない。
これからのボンド映画では、コネリー、ムーア、ダルトンの良さを残した映画を作ってほしいと心から思う。


https://m.youtube.com/watch?v=I4uN6L34jYI&pp=ygUb44Oq44OT44Oz44Kw44OH44Kk44Op44Kk44OE

2点目は、物語が少し複雑すぎるという事だ。
この作品では、重要人物の紹介や場面がセリフのみの場合が多い。
その為、誰が誰なのかがわからなくなってしまう瞬間が何度かあった。
もう少し、写真や回想シーンなどで、わかりやすくして欲しかったと思う。

3つ目は、ダルトンボンドは、仲間が殺された時、かなり感情が高まり暴力的になるというのが改めて確認できた。
彼は、今回、プーシキンの妻の服を脱がせ、
消されたライセンスでは、上司の命令を無視して、ライターへの復讐を行なっていることに気がついた。
このように、友情が高く、友人を痛めつけた
相手には、容赦しないボンドは、他のボンドからはあまりみられない性格だと思われる。

https://m.youtube.com/watch?v=pUrMrwAMhIs

4つ目は、舞台となる場所が多いという点だ。
この作品では、ジブラルタル、チェコスロバキア、オーストリア、タンジール、アフガニスタンと他の作品よりも多いのでは無いかと考えるくらいたくさんの場所でロケを行っている。
非常に豪華であり、実際に視聴者もその国に行っているような感覚のシーンが多かったのが、
非常に良い点だと思う。


https://m.youtube.com/watch?v=Uzh0JQvoZ48

星は4つ


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