公務員のハラスメント 人事院が発表
人事院がハラスメント相談件数を発表しました。本日の読売新聞の第4面に載っていました。
いつも不思議に思っているのですが、「ハラスメント」という外来語でオブラートにくるまっているような気がします。
「嫌がらせ」というよりも「犯罪」なのでは???
認定されたハラスメントの例を見ても、パワーハラスメントでは、「暴行」「脅迫」という凶悪犯そのもののようなものもありますし、凶悪犯罪に至らなくても「名誉毀損」なども、そして、セクシャルハラスメントの例を見るとまさに性犯罪そのものでは??
第一位は法務省、第二位は厚生労働省、第三位は国土交通省。
刑法や民法という基本法を有し、犯罪者の矯正などを行う法務省が第一位。
法務省の内訳に検察庁も入るのでしょうか?
そして、厚生行政や労働者の保護などを司る厚生労働省が第二位。
なかなか大変なんですね。
第三位の国土交通省は海上保安庁を含むのでしょうか。
本年のゴールデンウィーク頃に、数年前に発生した宮古島海上保安部の巡視船ひさまつの若い海上保安官が「いじめ」にあって船の中で自殺したとか、そのいじめの内容として自殺した海上保安官の私物の財布を海に投げ捨てている動画があるとか、凄まじい描写が記事になっていました。
これを氷山の一角とするなら、表面化していないだけで、いろいろなことがありそうですね。
ハラスメントで訴訟を提起されている防衛省が3位以内に入っていないというのは少々驚きでした。20万人を超える巨大な組織ですから、第一位から第三位の省庁のハラスメント発生率は防衛省よりも高いということになるのですね。
それとも、相談率が高いということ??
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