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串本(和歌山県)でのロケット打ち上げ

 少し前の話。3月の話。
 和歌山県南部の串本町でロケットの打ち上げがありました。カイロスと呼ぶロケットそうです。カイロスとはギリシア語でチャンスを意味するκαιρός を神格化したギリシア神話の男神であるとウィキペディアに書いてありました!

 初日(3月9日)は、打ち上げ時刻になっても観覧船舶が警戒区域に居残っていたということで残念ながら中止となりました。
数日後(3月13日)に仕切り直しをして臨みましたが、打ち上げ約5秒後に飛行中断措置を実施してロケットが破壊され、打ち上げは失敗となりました。不調が見つかったということで自爆させたということでした。
 スペースXのプロジェクトも何度も失敗したと言いますから、想定の範囲だったのかもしれません。
 ロケットエンジンだけ破壊して、人工衛星は例えばパラシュートなどで回収できなかったのでしょうか(素人の考えです)。
 ただ、不思議に思うのは、3月9日の打ち上げ見送りの理由です。
警戒区域に観覧船が居残っていたためということでしたが、そのような船は本当にいたのでしょうか。
 悪意を持って警戒区域に居残って妨害したのであれば、どこかにその船の名前などがネットで出ているのではないかと調べましたが、見当たりませんでした。謎の船です。
 キヤノングローバル戦略研究所主任研究員の峯村健司氏がこのことについて次のように語っています。
「あとは最初の打ち上げの時、警戒水域に謎の船が侵入していたのも気になる話ですね。もちろんそれが直接の原因ではないと思いますが、この辺りの法整備も行うべきだと思います。今回もスペースワン社が手配した船によって警戒し、船が入らないようにしていたそうです。国の衛星を打ち上げているわけですから、民間に任せるだけでなく、例えば海上保安庁がブロックするなどして水域を守るべきではないでしょうか」と

 しかしながら、海上保安庁ではロケット打ち上げのお知らせ(航行警報というらしい。知り合いに聞きました!)を出していたことですし、万が一、立ち入ってはいけないとアナウンスされたところに入って行っていってロケットの破片が当たっても自業自得というか、そういうものなのではないでしょうか

 和歌山なら、串本に寄ったついでに、東回りなら伊勢神宮、西回りならアドベンチャーワールドでパンダを見るなど(熊野古道や熊野三山もありますね)、時間に余裕があれば回ってみたいところが盛りだくさんです
 高野山にも寄れそうだし、南海電車で難波もいいかな?道頓堀など
 次の打ち上げはいつなのか、そして事故原因は解明されるのか気になります
 今回は時間がなくて旅行できなかったので、池井戸潤先生の下町ロケットを思い出しながら、3月の打ち上げは出先でYoutubeのライブを見ていました。知り合いに聞くと一部の地域ではTV中継もされていたようです

最後までお読みいただきありがとうございました

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