第4回べあー杯のお手伝いをした話
はじめましての方ははじめまして。
そうでない方はお世話になっております。
ぷすと申します。
去る2022年8月27,28日、神奈川レジャーランド厚木店で開催された第4回レジャーランドべあー杯にスタッフとして参加させていただきました。
まずは大会を主催していただいたべあーさん、解説のうなむねさん、紅茶さん、アツい戦いを繰り広げていただいた選手の皆様方にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
また、遠方からお越しいただいた選手のため、大会運営のためにご支援をくださった55名の皆様には頭が上がりません。本当にありがとうございました。
大会の模様については以下のアーカイブよりご視聴いただけますので、まだご覧になっていない方は是非ご覧ください。
2日間合計12時間程度とかなりボリューミーにはなっておりますが満足していただける内容になっているのではないかと思っております。
本noteでは大会開催までの経緯を中心に書いていきます。当日の様子についても多少は触れますが、詳細については是非とも上記のアーカイブや他参加者のnoteを参照していただければと思っております。
ナガチャンさんのnote(~前日編)
ナガチャンさんのnote(当日編)
こるてさんのnote(前日譚)
パインアメさんのnote(大会前)
パインアメさんのnote(大会前②)
らいとさんのnote
Zexxさんのnote(チーム戦編)
虚無チョコさんのnote
かるびちゃんさんのnote
みつさんのnote
大会開催までの経緯
第3回べあー杯終了後にもnoteを書かせていただいたのですが、実はこの中に一文嘘の記載がありました。
それは記事終盤のこの一文
この記事が公開されたのは5月21日なのですが、べあーさんとは5月18日にDMでこんなやり取りをしてました。
つまり第3回振り返りnoteを公開した段階で既に第4回の日程はほぼ決まってたんです。改めて考えてもべあーさんおかしい……
というわけで第3回べあー杯が終わってすぐ第4回べあー杯に向けて動き出したわけですが、なんとnoteを書いている現在どのタイミングで何がどのように決まったかを覚えていません。なのでこれから書く内容は時系列がぐちゃぐちゃになっているかもしれませんがご了承ください。
解説について
それはべあーさんとdiscordで打ち合わせをしていた時のこと
べあー「2daysで2日とも解説うなむねさんにお願いするのも負担大きいしもう1人解説呼ぼうと思ってるんだよね」
ぷす「たしかにその方がいいですよね」
べあー「一応考えてるのは紅茶さんともう1人なんだけぷす「紅茶さんにしましょう(食い気味)」
ここからは自分語りになってしまうのですが、私は約10年ほど前からSOUND VOLTEXを触っていたのですがbeatmaniaIIDXを始めたのはHEROIC VERSEの頃でした。そして始めたきっかけが何となくで見ていた9th KACでの紅茶さんの解説を聞いた事でした。
準決勝BブロックでのKKMさんのInitiationを見た紅茶さんが「3wwwww9wwwww8wwwwww1wwwwwww」とドン引き混じりに笑ってる姿(これ解説じゃなくない?)を見て、これは凄いことなんだろうなぁと思ったと同時にこの凄さが分からないのが勿体ないという思いが芽生えてきました。
このスコアがどれだけヤバいものなのか知るためにはbeatmaniaをやるしかないと思い立ち、この界隈に足を踏み入れたわけです。
このような経緯から紅茶さんの解説をもう一度聞きたいという思いがあり、紅茶さんの解説起用を猛烈に推していました。実際のところはべあーさんの中でも候補はあれどオファーはほぼ紅茶さんで決まってたらしいですけどね。
そんなこんなで紅茶さんへオファーし、快諾していただいたため二日目の解説が紅茶さんとなりました。解説依頼を快諾していただいた紅茶さん本当にありがとうございました。
テーマソングについて
と言ってもここについてはべあーさんがキャスティングからオーダーまで全部やってたので正直書くことないんですよね……
べあー「今回はテーマソングも作ろうと思う!!」
ぷす、みつ「はえー」
べあー「Masayoshi Iimoriさんにオファーした!!」
ぷす、みつ「はえー」
べあー「DJもやってもらうことになった!!」
ぷす、みつ「はえー」
べあー「ジャケットも作ることになった!!」
ぷす、みつ「はえー」
マジでこんな感じでした。
そして完成したのがこちらのジャケットとロゴでした。
ちなみに今回のこのクソかっけぇジャケットとべあー杯のロゴはヒトマスモドルさんに作っていただいたわけですが、ジャケット作成にあたって行われた打ち合わせになぜか同席させていただいてました。
この打ち合わせ、作成するジャケットについてのふわっとしたオーダーをしたり、BPLの裏話なんかを聞いたりとても楽しかったです。最高のジャケット、ロゴを作っていただき、また打ち合わせにも同席させていただき本当にありがとうございました。
大会開催までの業務について
以前のnoteにも書いたように第3回べあー杯の事前準備については私は本当に何もしておらず、せいぜい大会数日前に軽く打ち合わせをしただけでした。
今回のべあー杯はこの反省を活かし、事前準備から積極的に仕事を受け持つようにしてました。
具体的には以下のようなことをやってました。
・チーム戦、個人戦参加者が決定してからの各参加者とのDMの応対
・参加者の各情報(プレイサイド、意気込み等)のリスト化
・参加者から送っていただいたクプロ、ノーツレーダーのトリミング
・支援者情報のリスト化
つまりべあー杯運営アカウントに来たDMを確認してあれこれしていました。
これで多少なりともべあーさんの助けになっていたならうれしいな
大会スタッフ募集について
個人戦をやること、Twitterでべあー杯運営アカウントも作ることも決めていたこと、第3回でスタッフとして参加していたじゃくしゃさんが第4回では選手として参加するつもりだったことがあり、スタッフが全然足りていませんでした。(べあー、みつ、ぷす、レジャーランドスタッフ2名)
こういった経緯で運営スタッフの募集に踏み切ったわけですが、虚無チョコさん、みずしろさん、かるびちゃんさんの3名が名乗りを上げてくれました。
結果的にはみずしろさんは急用で当日は来れなくなってしまいましたが、ここで立候補していただいた3名には本当にとても助けられました。スタッフに立候補してくれる方が一人もいない世界線は考えたくもないです。ほんとうによかった……
ちなみにスタッフに立候補していただいた方とは軽く面談をしたのですが、そこにも私は同席させていただいてました。なんかちょっとだけ偉い人になった気分
準備の際のあれこれ
べあー杯運営アカウントの管理をしていたこともあり参加応募者については全員把握していたのですが、当然皆さんと同じように応募者のあまりのレベルの高さに恐れおののいていました。
どうしてこうなった……私もみつさんもフォトショップ及びイラストレーターを使えなかったため、参加証の作成は今回もべあーさんがやっていました。こういうこともできるようにならねば……
各データ入力の際はべあーさんと雑談しながらやったりしていたのですが、べあーさんには再三再四「来年はアドバイザーかべあー杯どちらかにした方がいい」と話していました。抱えてる仕事量おかしいんよ……
厚木までの交通手段を検討していたのですが、新幹線とパックになっているホテルが調べても無かったこと、神奈川レジャーランド厚木店の徒歩圏内にホテルが無いことからいっその事と思い厚木までは車で向かうことにしました(約330km)。
大会前日
出発~厚木まで
ここからは自分語りがメインとなります。興味ねえよという方は飛ばしていただいても何ら問題ありません。
前回のnoteでも記載しておりましたが私は出身が岐阜県なので、車で厚木に向かうとなると愛知→静岡→神奈川と経由していくこととなります。
車で静岡を通るならここに行かない手は無いだろうということで、静岡といえばおなじみ炭焼きレストランさわやかで昼ごはんを食べてました
大満足昼ごはんを終えいざ厚木へ。途中恐ろしい睡魔に襲われながらも目的地まで残り20km程度に差し掛かった時に悲劇は起こりました。
バチッ!
ぷす「うおぉびっくりしたぁ! ……ん?」
はい。飛び石をフロントに喰らいました。ヒビが4,5cmぐらい広がり、フロントガラスは後日全交換となりました。かなしい
そんなこんなもあり厚木には到着したので、ホテルへのチェックインを済ませて神奈川レジャーランド厚木店の様子を伺いに行きました。
神奈川レジャーランド厚木店にて
前々から厚木のレジャーランドは広いという話は伺っていたのですが、言っても都会基準の広いでしょーwwwwと正直高をくくっていました。
しかしいざ現地を見てみるともう広いのなんの。あまりの広さに正直引きましたしなんなら迷いました。なめてかかって申し訳ございませんでした。
しばらく敷地内を彷徨いようやく会場を発見。すでにレジャーランドのスタッフの方が準備を行っていたので、挨拶を済ませて準備の手伝いをしていました。とはいえ配線周りは全くわからないので手伝った内容としてはせいぜい音響設備の位置調整やべあーさんとの連絡の取り次ぎぐらいでしたが……
ちなみに準備がひと段落したところでスタッフの方から許可を頂いて少しだけ遊ばせてもらったのですが、後ろから聞こえてくる音がものすごかったです。あの感覚一度は体験していただきたい……
大会当日
day1 チーム戦
というわけで大会初日。車で来ていたこともあって一部の運営スタッフや、解説を依頼していた紅茶さん率いるチーム後出しジャンケンの皆様を迎えに行ったりなどをしておりました。ちなみに紅茶さんとは1年ほど前の凸待ち配信以来の会話をしたのですが、紅茶さんはその時のことを完全に忘れていました。
ぷす「僕がbeatmania始めたの紅茶さんの影響なんですよ」
紅茶さん「えーそうなんだ!うれしい!」
ぷす「ちなみにこの話するの2回目なんですよね」
HERMITさん、みならいさん「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」
という感じの会話を車内でしていました。
そういった準備も終わりいよいよ大会本番。今回は大会中もTwitterのべあー杯運営アカウントで大会の様子を発信することにしていたのですがこれについてはかるびちゃんさんに一任していました。マジでこれは大正解だった。
その他の大会中の仕事内容は基本的には前回のべあー杯と同じでしたが、今回は各々で一つの仕事を担当するのではなく、私とみつさんと虚無チョコさんの3人で以下の仕事をローテーションしながら受け持っていました。
配信画面のスイッチング、各パワーポイント資料の数値等の反映
各選手の案内、リザルト画面撮影、筐体消毒
練習台、解説席への案内、選曲チェック
このような感じでけっこう忙しなく動いていたので正直スタッフしか知らない裏話とかあんまりないんですよね。なので冒頭にも書いた通り大会当日の裏話が知りたいという方は、是非とも選手として参加していただいた方々が書いているnoteを見ていただければと思います。
私から言えることとしたらすごい大会だった……の一言に尽きます。本当にレベルが高くてアツい試合ばかりだった。
初日が終わって確かな疲労感と満足感に包まれた中で翌日を迎えることになるのですが、ホテルまでの帰りでべあーさんと「……これ明日もやるの?」と軽く絶望したような表情になっていました。明日もこの疲労感に包まれるのか……
day2 個人戦
当然ながら疲労感が抜けきらないまま大会2日目。個人戦前は皆さんと同じようにMasayoshi IimoriさんのOpening DJ Live Actでテンションをブチ上げていました。こんなん上がらんわけがないんよ。
そしていよいよ個人戦が始まることになるのですが、個人戦では筐体を4つ使用することもあり、私とべあーさん、みつさん、虚無チョコさんの4人でそれぞれの筐体の案内などの対応を分担して行っていました。マジでスタッフ増えてよかった……
ちなみにかるびちゃんさんは前日同様Twitterによる大会の様子の発信の担当、そして配信画面のスイッチングなどについてはすべてレジャーランドのスタッフの方に担当してもらっていました。マジで陰のMVPです。
day1同様大会内容について深くは語れない語らないのですが、案の定見ごたえのある試合の連続で心臓が2,30個ほど無くなってしまいました。大会終了から1週間ほど経ちますが、現在も心臓の回復作業中です。
大会が無事終了し、ある程度片づけも完了した後はしばらく放心状態でした。day1以上の疲労感と満足感に加え、大会が終わってしまったという喪失感にも包まれて、感情が無いままただただ椅子に座っていました。正直このまま2時間でも3時間でも座っていられたのですが、最後にスタッフの送迎という仕事が残っていたので再度気を引き締めなおして送迎を完了したところで私のべあー杯は終了となりました。
大会が終わったあとは、タイムラインでオススメされていた麺や食堂へ足を運んでみました。
ちゃんとしたラーメンを食べるのが約4ヶ月ぶりということもあって身体の芯までラーメンが染み渡りました。まじで美味しすぎて煮干しあえめんと替え玉も平らげてしまった。
ちなみに私がこの店にいたタイミングで、べあー杯に参加していた方が4組もいて考えることはみんな同じなんだなぁとか思っていたりしました。
大会を終えて
まーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーじで疲れました。そりゃ大会スタッフに加えて長距離運転もしていたから当然といえば当然なんですけどね。
とはいえ、前回に引けを取らないどころか前回よりも楽しく充実した2日間でした。やっぱり選手の方々が本気でぶつかり合って結果に対して一喜一憂する姿を間近で観ることができるというのは、現地にいるからこその特権ですね。
個人的な今大会のベストバウトは、day2敗者復活Aグループでしょうか。
1点を争うDr.Chemical & Killing Machineは誇張抜きに一瞬たりとも目を離せない試合でした。
該当のシーンはこちらから↓
皆さんも思い思いのベストバウトを、#レジャーランドべあー杯 でツイートしていただければ運営スタッフとしてもうれしい限りです。
今回の大会の参加者は過去一番と言ってもいいほどにレベルが高く、試合自体も見ごたえのあるものばかりでとても面白かったのですが、私とべあーさんの間では一つだけ懸念している点がありました。それが大会のレベルが上がりすぎることによって、次回以降の大会の参加をためらってしまう人がいるのではないかという点でした。
しかし大会終了後にいろんな方のTwitterスペースで話を聞いている中で、今回エントリーをしていたある方から「今回は落選してしまったけどこれだけレベルが高い大会だからこそ次は絶対に出場したい」と言っていただけたのは、とても良かったことでした。
べあー杯のもともとのコンセプトは、「BPLのプロ選手を目指す方々が自己PRに使えるような大会を開催したい」というものです。今回のように大会のレベルがだんだんと上がっていけば、そこに出場するBPLエントリーを見据えた選手はより質の高い自己PRができるのではないかと思っています。
次回のべあー杯がいつになるかはわかりませんが(これはガチ。べあーさんは年内にやりたいとは言ってたけど具体的な日程は未定)、来シーズンのBPLのドラフトが始まるまでには必ず開催されますので、BPLプロ選手になりたいという方は是非とも第5回べあー杯のエントリーを検討していただければと思います。
第5回べあー杯も引き続き運営スタッフをやらせていただくつもりですので、今後とも何卒宜しくお願い致します。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
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