中3。教室復帰〜私が受けた虐待について〜

前回の続きです。

なんとしても相談室登校を辞めさせたい祖母は
徹底的に私を追い詰めて、思惑通りに私を保健室登校に変えさせました。

中2の2月から春休みまで
短い時間でしたが、私は1人保健室登校で過ごしました。

保健室の先生に恵まれました。
担任や顧問とはまた違った目線から私の様子を見て、何か気づいたのか

私の健康面や心、祖母と上手くやれているか？気にかけてくださって。

ただ、保健の先生は4月から違う学校に移動になってしまいました😢

祖母は、良いタイミングだから
3年から教室登校に復帰しろ！と言いました。

私も、ずっと保健室や相談室に通うのは違うかな…と思っていたし

3年から教室復帰を目指しました。

春休み中は部活（吹奏楽）の定期演奏会があり
部活にも参加。

そして4月。
3年生スタートのタイミングで
私は教室登校に復帰しました。

この春は、変化がたくさんありました。

お世話になった
保健室の先生、部活の服顧問が移動になり
部活は顧問の先生1人だけに。
　

クラス替えで、私は3年D組に。

不登校、別室登校でしたし
いじめられた訳では無いから
特別仲悪い人は居なかったけど

ついに付き合い方や距離感に少し困る友人達（ももちetc）とクラスは離れる事ができました。


元々不登校だった事もあり
それでいて性格的に
誰とでも話すし、誰ともべったり付き合わなかったので

当時の私には、相談室で一緒だった翼ちゃん以外特に仲良い友達や

当時の言葉で言うと（いつメン）は居なかったけど…

（誰とでも話すことが出来る）　

それがプラスになりました。

3年D組では、意外なメンバー達と同じクラスになりました。

・部活で同じ楽器のメイサちゃん

・幼なじみ、同じ吹奏楽部で家が近所のセレンちゃん

・不登校仲間、同じ宗教3世でバアちゃん達も友達の幼なじみ愛ちゃん

・元許婚、父達が親友の倫太郎（リンちゃん）

※名前は全員仮名です

その他、近所に住んでる人達も妙に多かったです。　


1.2年の時は同じクラスに
吹奏楽部員で、交流が多いメンバーが多くて。

3そもそも吹部の人数が多くて学年に25人くらい居たので、どのクラスにも吹奏楽部員はたくさんいたけれど

3年D組では、メイサ＆セレン以外は
元々あまり話した事が無い吹奏楽メンバーを中心に同じクラスに。　　

メイサちゃんは同僚、セレンちゃんは幼なじみですが

元々本人達の性格が
ベタベタ付き合うタイプじゃ無いから、クラスでも部活でも近すぎず遠すぎず、良い距離感で関わってくれて本当に救われましたね。

3年D組では
元々同じ空間や、近い距離に居たんだけど
今まで接点が少なかったから
深く関わった事が無いメンバーばかりのクラスだったので、とても新鮮でした。

運動部のとくに元気な陽気キャが多くて
活気があって、賑やかなクラスでしたが
精神的に大人な子が多くて、過ごしやすかったです。

不登校から教室に復帰した私には
みんなが気を使ってくれていただけ
加害行為をする人間は、ターゲットをしっかり（選んでる）と知ったのは後の話。

担任は、その年赴任してきた男性の先生でした。

実は、人生初めての男性の担任です。
昔から、同じ担任、同じ環境が続く事が多かったので…

3年生からは
人間関係、環境が一気に変わりました。

2年のとき、相談室に通っていた頃に
同じコミュニティだけじゃなくて
違う所属の人とも交流する楽しさを知って
相談室の経験のおかげで

3年の新しい環境に、私は意外とすんなり馴染む事が出来ました。

その一方で、悲しい事も。

クラス替えの発表の時に
新しいクラスを確認してたら
私と翼ちゃんが仲よかった事を知ってる子達が私のところにダッシュしてきて

（先生が翼転校したって言ってた！児童相談所に戻ったって…瑛美知ってた？）と…

相談室時代に仲よかった翼ちゃん。
春休み中に転校してしまってました。
誰にも何も言わずに転校したそうです。

私が保健室登校に変わった事
理由が理由なので、翼ちゃんにも他の友人にも事前に話すことは出来ず。

ある日突然、相談室に行かなくなって。

翼ちゃんからメールで
（もう相談室に来ないの？）と聞かれて

（うん。）と送って。
当時の私にはそれが精一杯でした。
翼ちゃんからとくにそれ以上聞かれる事も無く。

ただ転校したんじゃなくて
児童相談所に戻ったという事は…
お家で何かあったという事。

それでケータイも通じない。
当時はそれ以上、翼ちゃんについて
何も知る事は出来ませんでした。

3年という事で、毎日忙しく
じっくり悲しむ時間も無く
毎日慌ただしく過ぎて行きました。

教室登校に戻れるのか、不安だったけど
意外と大丈夫でした。

表現上は問題は無いけど。

一つだけ、まだ問題があります。

私が教室に復帰しても
精神科に通う事、薬を飲む事は辞められませんでした。

むしろ、どんどん薬の量は増えていきます…