見出し画像

金剛座寺 天手力男尊  穴師(あなし.けつし)

音楽友達の イベントLive に いってきたのだ

金剛座寺の 公式解説は 上記リンクより  ↑↑

藤原鎌足or不比等 草創(673~680) とあるから 相当に歴史あるお寺だ

が 今回は その お話ではなくて 山頂にある 式内穴師神社跡 の氏神

この神様の 実像に迫ろう みたいな お話でございます。

さて、穴師 というのは 実は職種  今風にゆうと 鉱山採掘を 生業としていた
人々のことです。 故に パワフル 怪力揃い 
まさに アメノタヂカラオの 子孫に 相応しい人々です

ちょいと 山頂に登ってみました

小さな祠が ポツンと………………

木看板がなければ 見過ごしてしまいそうでした(−_−;)

いつ頃から この地にいたのかは 分かりませんが 古事記からの
引用 マトメから推察すると 4世紀頃から 穴師を生業とした
縄文系の人々の集団 だったのでは と 思います。

さて 穴師座兵主神社 を 検索してみると

さて これこれ

まず 谷川健一氏の 『青銅の神の足跡』の中で 金属採掘民のいた所という推定

ビンゴ❣️ 間違いないです。 何故なら ここは 中央構造線にほど近く
沢山の断層があるからです。
丹生 の 地名も 程近くにあります。
朱砂ももちろん❣️  水も豊富  青銅製錬の条件が揃ってます。

さて この 狛犬の なんとも ユーモラスな表情
ギョエーって感じです

もう1枚 画像を

こちらは 金剛座寺から 式内穴師神社に上がっていく道程で 見つけてしまいました

う、こっちは 超リアル😑

職業病でしょうか?


一呼吸 おきましょう


これは 住職さんに 書いてもらった オリジナル御朱印条 見開きで1枚 2,000円
こちらは 大きな河川がある所には 必ず いらっしゃる 龍神さま

ヘッダーに使っているのは トイレ神さまを描いていただいたもの

住職曰く ここでは こちらの 神さま 大人気だとか

『うすさま明王さま』

真言は 『おんくろだのううんじゃくそわか』

なにやら 言い伝えによると こちらの神様  
いっつも 重たいものを背負っていて 家にくるのが一番遅くなるので トイレの担当になるのだとか
持ち上げる時も大変らしいです。
うーん と 踏ん張って……

なんでも その背負っている袋のなかには 金銀財宝が いっぱい入っていて 超絶
重たい。

でも 皆んなを裕福にしてあげようと 一生懸命 持ってきてくれるのだとか❣️

ありがとうといって トイレを 綺麗にしておくと うすさま明王さま とってもよろこんで
なぜか 臨時収入を もたらしてくれるそうです

古事記というのは、当時 各地に伝わる 伝承や記録を ひとつの物語として
まとめ上げ 国家として始まったばかりの国民に 一体感をもってもらうために
編纂されたと 言われています。

いろんな生業の人々がいて 国は 初めて成り立ちます。

お茶目でおおらか 楽しげなたくさんの神様達が 協力して 国を作り上げていく
神話をもつ国というのは とても希少だそうです。

そして その神様達は 今も 氏神として 全国 至るところで 祀られています

それは それは とても 素敵な 文化だと 思うのです。

それでは♪



Live の 模様 乗っけるの 忘れてた💦

#古事記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?