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はじめまして。

Anneといいます。

洒落た前置きも思いつかないので、早速ですが今回は私がnoteを始めた理由を書きます。
(この記事は5月に書いたものなのでかなりタイムラグがありますが目を瞑ってください。)

sns等で宣伝する気がないとはいえ、誰か知らない人が読むかもしれないと思うと緊張しますね。まあ誰も見ないでしょ、大丈夫大丈夫。

…独り言はさておき、私は私立大学の薬学科に通っています。ですが昨年度の私にとってこの大学は滑り止めでした。

私は1年間ある予備校の医学部クラスにて国立医学部を目指して浪人しいましたが、共通テストで大失敗し、国立医学部を諦めて3月まで私立専願に切り替え悪あがきをしていました。
まあこれを読んでらっしゃるような方はご存知かと思いますが、私立と国立の傾向は全く異なるため正直自分は共通テストで失敗した時点で厳しい戦いになることはわかっていたものの、かなり偏差値の低い大学まで受けさせてもらえたことや、予備校の人からもおそらくそこなら大丈夫なのではないかと言われていたことから1月の時点では諦めてはいませんでした。
結果は8回受験して全落ち。書いてて虚しくなりますね。受験料返せ。
二浪することや仮面浪人も考えましたが、自分自身がもうモチベーションを失っていたことと、親に説得された(浪人するなと言われたわけではありませんが、その説得に納得してしまいました)ことから医学科は諦め、薬学部に進学することを決めました。

ここまでを読んで、おそらく医学生または成績の良い医学部受験生の皆様は「1次落ちは草」「共通テストで失敗とか話にならないwww」と思われたことと思います。
そうですね。仰る通りです。異論はないのでバックして他のページをご覧になってください。

これを読んで欲しいのは、医学部に落ちた人、または医学部に落ちるのではないかと不安に思っている受験生です。

最後に受けた私立医学部から不合格の知らせが届き、薬学科に進学することになった時、私は正直受験が終わってホッとした気持ち(またいつか書きますが、終わる直前はもはや病んでいて尸のようになって受験していました。そりゃ受かるわけないよな。)と、その反面もう医学科にはいけないのだと実感して(それまでは落ちそうでも完全に落ちてはいなかったわけですから)とても辛い気持ちがあった気がします。
薬学科に進学することが不安でいっぱいだった私は、まあネットでたくさん検索をかけました。「医学部 落ちた 薬学部」とか。そうしたら医学科に落ちて悔しいならもう一浪すべきだとか、そんな気持ちで薬学部に行ってもやっていけないとか、薬学部に入っても結局モチベが続かず落ちこぼれるとか、それはもう「医学部に落ちて薬学部に行くことになった人」にとっては目を塞ぎたくなるような意見が溢れていました。

不合格から時間が経ち、現実を受け入れられてきた頃ふと私は思いました。同じような境遇で不安に思っている人は自分以外にもいるだろうから、自分が「医学部に落ちて薬学部に進学した人」がどうなるのかを書いたら良いのではないかと。
いや、そりゃ他にも書いている方は探したらいらっしゃるでしょうけれど、私も書きたいと思って。「私のケース」と言うのは私しか書けませんから。

このnoteはリアルタイムで書くつもりです。だから必ずしもこれから読むあなたにとって明るい話が書けるかは分かりません。
もしかしたら今あなたが見ている私のnoteは、「医学部落ちを引きずって落ちこぼれた人」のnoteになっているかもしれません。
ですが少なくとも今の私は、来年、再来年、あるいは6年後にこれを読んだあなたが「薬学部に行く未来も悪くないかもな」と思ってもらえるようなnoteを書いていきたいと考えています。そんなnoteが書けるような6年間にしたいと思っています。

というわけで今回はこの辺りにしておきます。
どうか暖かい目で見守ってください。よろしくお願いします。

              2022年 5月某日