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パリ行きの列車に飛び乗ってウィーンで降りたい

こんばんは!
テキストでしっかりめに書くのはちょっと久しぶりな感じ
下書きがたまっていて何をどう書こうかひとりで謎にもがいている


とってもよかった映画の話を


映画館でビフォアサンライズを見てきました
1995年の映画なのねー
2週間だけの特別再上映

前情報としては
偶然出会った男女がウィーンの街を歩きながら一晩中話しているのがとてもいいってそれだけ読んで
あーとてもいいな
絶対いいなって思って
見たらやっぱりとってもよかった


携帯のない時代
アメリカ人の男性とフランス人の女性が
同じ列車でふとしたきっかけで話して一緒にご飯を食べて
女の子の目的地は違ったのにウィーンで一緒に降りて
歩いたり座ったりしながらずっとしゃべっている
探り探り質問してみたり
思いきって話題にしてみたり
次の日の列車と飛行機の時間がくるまでの限られた時間で
そんな距離感がとてもよい
この時間終わらないでーって何回も願ってしまった

携帯電話があったら簡単に連絡先を交換できるけど
そんなもの存在しないから
次の約束がむずかしい

恋が始まっていくあのワクワクな気持ちも素敵なのに
始まったのにきっともう会えないかもしれない
なんて美しく尊くて切ない時間

あーーーわたしもパリ行きの列車に乗ってウィーンで降りよっと
(違う、そうじゃない

携帯を持ってなかった時代って
偶然の出会いも誰かとの約束も
確実じゃないからこそ
もっともっと大切なもので
だからこそ信頼が目に見えたのかもしれないな
固い信頼関係がそこには存在していたのかも

そんなことを思ったりしました
とても素敵な映画に出会えて幸せだ

さて、列車に乗るか
人生という名のね(やかましいわ






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