あの頃のRADを聞くといつでもあの頃に戻れる

今週はいろんな感情が湧いた

震災から13年
今年の3月11日は月曜日だったので
前日にお墓参り

あの子の好きなスーパードライをもって

お花はごめん
引っ越したばかりの自分の部屋に飾る用に買いたいから今回はごめん
って言いながら
周りに誰もいないのをいいことに
あの子の好きな音楽をかけて手を合わせる


Spotifyに喪の気持ちのときに聞くためのプレイリストを作っていて
キリエ・憐れみの讃歌も追加した

13年経っても
こんなに涙が出てくる出来事って
一体ぜんたいなんなんだい

人生が変わった日
思い描いた将来がなくなった日

13年会ってないね
将来の話をしたね
好きな音楽の話もたくさんしたね
楽しかったね

あの頃
RADWIMPSのアルバムが出るとカラオケでアルバムの曲順にいれて大騒ぎした
ここの歌詞があーだこーだって自分たちの解釈を話し合ったりした

あの頃のRADを聞くと
いつでもあの頃に戻れることが愛おしいなってなんだか今年思ったよー
俺色スカイとか本当にひさびさ聞いた
震災の前に出したアルバム『絶体絶命』のなかの
ものもらいという曲があの日からの私に寄り添ってくれた曲の１つなのですが
「二度目の離れ離れもきっとまたすぐ出会えるよ」っていうラストの歌詞を心の支えにしてたんだった
今年はなんだか鮮明に思い出した

あのとき２５歳だったわたし
よく頑張ってきたねここまで

あの子の家があった場所の近くにカフェができて行ってみた

北上川テラスのお冷の図

家の目の前が海っていうのが自慢だったんだよね

あの子が小さいときから見てただろう景色をゆっくり眺める時間

この場所にカフェを作ってくれてありがとうございます
今度はカレーを食べにいこうかな

11日の当日は職場で黙祷をした

なんだかんだ毎年この日は午後休とったりして海で黙祷してたからやっぱりもどかしくて仕事が終わってから海にむかった

真っ暗のなか星がきれいだった

やっぱり海に来てよかった

もうずっと３月１１日は１年を切り替える日になっている
明日からまた生きますか
頑張りますかって誓いを立てる日になっている

多くの人がそんな日になっているんじゃないかなって勝手に思ってる

まだまだあちこちに悲しみが転がっていて
どうかその日だけでもしっかり泣けますように

毎日悲しみを抱えて日々を頑張っているあなたが
肩の力を抜いて笑えるときが何度も何度もありますように

１３年おつかれー！
また１日ずつ歩んでいこう