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車って、いつまで乗り続けるのだろう、いや乗り続けてしまうのだろう?

現在我が家には車が2台ある。

私が働いていた時のまま、車を所有しているためだが、私が通勤に使っていた普通乗用車とモーニャン(妻)がナビの散歩や買い物に使っていた軽自動車だ。

しかし、私が退職してからは、2台の車を同時に使うことはなく、どちらかの車に(ナビも入れて)全員が乗って移動している。

ところで本日、車検のために軽自動車をディーラーに持ち込んだ。7年目3回目の車検だ。

見積もってもらうと重量税などの諸費用が24,140円、そしてディーラーの検査費用が36,477円、整備費用が37,814円。合計で98,431円!!!!

今回はバッテリーを交換するので、整備費用に17,160円が上乗せされているとはいうものの、全く車というのはお金がかかる。毎回車検のたびに感じることだ。ましてや我が家には2台の車があるので、その費用はほぼ倍になるわけだ。

すでに年金生活に入っており、必要経費は極力抑えたい。しかし、住んでいる場所柄、車がなくなるといきなり不便になる……..はずだ、きっと……..。

日常品の購入はどうする。

歩いていけるところに農協系のスーパーとドラッグストアがあるので事足りる。

市街地に用事がある時はどうする。

歩いて10分のところにローカル線とはいえ、JRの駅があるので、便数は少ないが市街地まで移動することは問題ない。市街地まで出れば、バス路線がそれなりに充実している。

中には墓園のように2時間に1本歩かないかのバスでしかいけない場所もなる。

年に数回しか行かない場所なので、タクシーで行けば済むことだ。

あれ?不便だと思っているのはドア・ツー・ドアのレベルで考えている不便なのではないか。歩くことも考えるとそれほど不便というわけでもないのかも。

高齢になると認知機能の衰えに伴って、事故を発生させる可能性も高くなるし、歩くことは運動不足の解消にもなるではないか。運動不足解消のために毎日20km自転車を漕いでいるのは、生活に必要な移動による歩数で十分に補えるのではないか。

車の利便さに甘えて、このまま年老いて体力が落ちてくると、さらに車を使う「楽さ」から逃れられずに、車を手放すことができなくなるという悪循環になるような気もする。

今は、老犬で、さらに分離不安で家で留守番ができないナビがおり、どこに行くにも彼女を連れて行かないといけないので、最低でも1台の車は必要である。

しかし将来を考えて、私一人で出かければ事足りるような用事の時には、車を使わないで生活することを始めてみて、果たして本当に車を手放しても生活できるのかを今から検証しておくのは意義のあることではないか。

いやいやそれにしても、この猛暑だ。

車を利用して外出するよりも炎天下を歩いてスーパーまで買い物に出かけた方が危険なのではないだろうか。近所のご高齢の方の中にはそうしている方もおられるが….。

あ〜〜、考えるのが面倒になってきたので、秋になって楽しく外出できる頃になったら、もう一度冷静に考えてみることにしよう。
それにしても2台は要らないよな….。

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