銀河鉄道の夜
酔っ払って、なんでか宮崎賢治の「銀河鉄道の夜」を青空文庫で再読しました。何回目だろう。相変わらず難解です。
やっぱり「青」という言葉がたくさん出てくるのですね。数えてみたら、30個以上ありました。(たぶん。酔っ払いの奇行なので間違ってるかも)
「わたくしという現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明」(「春と修羅」より)だから???
それにしても、カ厶パネルラはなぜ「サウザンクロス」ではなくて、まっくらな穴が空いている「石炭袋」で下車したのでしょう。
川に落ちたクラスメイトのザネリを助けて亡くなったカ厶パネルラ。彼はジョバンニとともに銀河鉄道に乗りながら「おっかさんは僕をゆるしてくださるだろうか」と言います。
自らの命を犠牲にして誰かを救うという行為は、善行なのか悪行なのか。その判断は宗教によって違うのかな。
「本当の幸い」とは一体何か、私にはわかりません。
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