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ブラック企業を辞めてやる

※長文です。

と1度でも検索した人はぜひこの記事を読んで欲しい。もしくは

会社スペース辞めたいと検索した人でも構わない。

プロフィールにもある通り、僕には転職歴がある。
新卒で入った会社を4年務めたが次の働き口を決めずに先に辞めたのだ。

1.なぜ次の転職先を決めずに辞めたの??


スカイダイビングなどで飛び降りるときに普通はパラシュートなどの安全装置をしっかり確認してから飛び降りるが、僕はそれをせずして辞めたのだ。
理由は様々だが、簡単にいうと

長時間労働と劣悪な労働環境で心身のバランスが崩れた

ということ。詳しい内容はまた別の章にしておこう。

2.あなたならどうする?究極の選択

通常転職というのは

1.現状の仕事を辞めずに
2.かつ今の会社にバレないように隠密で進める

のが一般的だ。
しかし、現実これはなかなか難しい。面接というのは基本平日。
しかし、平日は自分も働いている。平日に有給を取るか、合間に抜け出して面接に行くなど手法は様々だが、現職をこなしつつ、なおかつバレずに並行するのは至難の業だ。中には

長時間労働で休みもないので転職活動に時間を割けない

という人も多いのではないだろうか。
僕がその1人である。なので、やむなくこの手段をとった。

次の就職先を決めずして辞めてしまうこの手法。僕はこの方法を

★先辞めコース★

と名付け、本当にどうしようもない現状を、人生を変えたい!と強く願う会社員(とりわけブラック企業勤め)にはこの手法を強くお勧めしている。

3.なぜ不利なの?

しかし、ご承知の通りこれは基本的に誰もがお勧めしないやり方である。

なぜか?受ける会社の採用担当からの印象が極めてよろしくないからだ。

転職とは今でこそ一般的になったが、日本は1社に長く勤め続けることを美とする風潮がまだまだ根強い。

転職・離職=計画性なし・根性なし

のイメージをどうしても持たれがちなのだ(-"-)

就転職は採用担当にどう思われるかが極めて重要で、ここをしくじると活動において圧倒的に不利になるからだ。ましてや先に辞めてしまった人なんかは

なぜ次の働き口を見つけずに辞めたのだ?😒
こいつはうちでもまた辞めてしまうのではないか?😒

といった具合で、向こうからは既に容疑者として見られるのだ。

つまり先辞めコースとは

自ら選択して採用担当の印象を悪くしている

といって差し支えないだろう。
ここの印象をどうよくするのか?
どうツッコまれても大丈夫なように一問一答に対して念入りに準備する必要がある。

・逃げの転職でないのか?
・そもそも今の仕事をなぜ選んだのか?
・部署移動などはできなかったのか?
・この転職をプラスに変えて行くつもりはあるか?

といったところを面接やエントリーシートできっちり精査される。

普通の転職でもここはしっかり聞かれる。
これが先辞めコースならなおさらだ。

実際僕も先辞めコースで辞めた場合の転職活動では当初は書類選考で死ぬほど落とされ、肝心の面接にもたどり着けないといった具合であった。

当時の僕は職種も変えようとしていたので

先に辞めた未経験者
という
不利×不利=不採用の可能性∞


という自分でも引くほど重い十字架を背負っていた。

恋愛なら

ルックスも性格もイマイチで経験も乏しい

といった具合である。
もしあなたならそんな人を欲しいと思うだろうか?

普通なら付き合いたくない=不採用
になるのは当たり前である。

恋愛なら言葉で説明できない
フィーリング=その人ならではの魅力
があるのだが、転職活動は違う。言葉を駆使して採用を勝ち取る世界。活動は困難を極めた。

4.それでも諦めない&次にどうしたいかを考えてアピールせよ


しかし、諦めてはいけない。理解を示してくれる企業もある。

“転職しようにも長時間労働で就職活動もままならず、それに伴う体調不調が治らなかったので、やむ無く次の仕事を決める前に辞めた”という転職理由。

“未経験だが、僕が前職で身につけたこういうスキルは御社でもきっと使えるはず”
という前職と志望企業の共通点&未経験者の壁を乗り越える努力や覚悟を語り、

“今後はこんなことをしていきたい”
という将来の展望を語る。

この3つの看板を掲げてこの転職をしっかり次に繋げる覚悟を示したら内定を出してくれた企業もある。

人生を本当に変えたくて、当時誰もやってなかったこの手法を取ったことを僕は誇りに思っている。 

あと、少し抽象的な話になるが、

“人生をなんとかしたい”

という気迫を出すことも大切だ。このプラスのオーラを全身から出す事も面接においては大切である。
転職において”覚悟感をいかに出すか”は非常に重要で、これをしっかり態度と言葉で伝える事ができれば、やれる事は全てやったので、あとは採用担当とのマッチングだけの問題なので運を天に任せるのみだ。

ただし、もしするならそれなりに腹を括ることは必要だ。この手法はハイリスクハイリターン。ミスれば自分に致命傷を与える諸刃の剣であるという認識もしておかなくてはならない。

僕がこの手法をとった時は20代だったが、年齢が30オーバーな方はより慎重に動く必要がある。家族などがいれば尚更だ。

離職期間というのは即ちニートだ。ニート期間が長ければ長いほど、どんどん次が不利になる。先ほどの十字架はどんどん重くなり我が身に荷重をかけてくる。

それでもきちんと手順を踏み、辞めたことに対してしっかり説明ができ、その志望する企業に対してアピールできる材料が自分にあるなら先に辞めてもいいのだ。辞める理由は人によって千差万別だが、僕のように身体を壊すレベルの会社ならさっさと離脱する方が吉だ。

5.まとめ


最後にこの3つの言葉をしっかりと強調して、この記事を終わりたいと思う。

・身体と心の健康を壊してまでするべき仕事なんてこの世にはない

・会社は仕事の責任をあなたに取らせるが、あなたの人生の責任は取ってくれない

・逃げの転職なんてこの世に存在しない。転職とはリスクを背負って戦って未来を掴み取る行為である

この記事が苦しむ人の背中を少しでも押せたら幸いだ。要望があればより深掘りした話もしたい。

次章
ニートの歩き方
乞うご期待

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