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母の日には定番でもドヴォルザーク 「わが母の教えたまえし歌」

このブログにようこそ。
来てくださりうれしいです。

今日は「母の日」でした。
街中、プレゼント用のカーネーションやお花、それらをモチーフにしたお菓子やアクセサリーがショーウインドウに飾り立てていてとても活気がありました。
きっと母の日コンサートを企画して演奏しているところもあったんだろうと思います。
素敵な1日ですね。
母の日といえば、クラシックでいうと
❁ドヴォルザーク「我が母の教えたまえし歌」❁
定番といえば定番ですが、この曲がドヴォルザークの作曲した歌曲である事
を知らないという人もいるようでして、
歌も普及させねば、、と思うところです。

この曲はボヘミアの抒情詩人ヘイドゥークの詩にドヴォルザークが曲をつけた歌曲集「ジプシーの歌」の4曲目。
内容は「幼いころに母が涙を流しながら教えてくれた歌を今は私が自分の子供たちに教えている」というもので、亡くなってしまった母を思い懐かしく歌っています。
楽譜を見るとピアノが8分の6拍子で、ヴォーカルは4分の2で書かれていて叙情感が増して子供だったころの自分と母になった自分を幻想的に表現されているようですね。

私は昭和生まれ、小学生のころは下校時やキャンプなどで♪遠き山に日は落ちて♪歌ったり聴いて育ちましたので、ドヴォルザークのメロディは懐かしい感じがします。
だからか、「わが母の教えたまえし歌」も懐かしい雰囲気を感じます。
私自身は母親との葛藤で人生をほぼ過ごしてきましたが、この曲をあの状態からよく穏やかに思えて母との時間を過ごしているな、と思っているところです。

介護などで神経がすり減りそうな状況と向き合っている人もおられるでしょう。

ほんの一時、様々な思いとドヴォルザークの音楽に救われてみても良いのではないでしょうか。

最後まで読んでくださり感謝です。
とうぞ皆様が幸せでいられますように。





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