初ドライブ高速編
一昨日、日曜日は目の奥がガンガン痛くて、頭痛も吐き気もするので、ただ布団にくるまって眠っていた。
そんな時に、姪っ子が自分の車で甥っ子と一緒にケーキを持ってお見舞いに来てくれた。
うう~、なんて優しい子達なの、おばちゃん泣いちゃうよ。(ToT)
残念なことに、私は目を開けることすら出来ずに、「ありがとう~~」と弱弱し気な声でお礼を言っただけだった。
姪っ子が初めて買った自分の車で運転してきたというのに、見ることも出来ず、本当に残念だった。
そう言えば、姪っ子と甥っ子が一緒に我が家までドライブして来て、さぞかし妹は冷や冷やしたことだろう…。(^^;)
というのも、姪っ子はリズム感がないというか、運動が得意な方ではない。
1年前まで職場の近くで一人暮らししていて、週末になると母親である妹が車で迎えに行き、実家まで連れてくるという往復を毎回していて、妹の子煩悩さには本当に感心していた。
自分もフルタイムで働き、主婦業をし、趣味のバドミントンもし、日々疲れも取れず眠たい毎日なのに、姪っ子の為に週末も高速を運転して迎えに行き、送ってゆく。
気が長いというか、根性があるというか、優しい。
怒るときは厳しく怒るけれど、基本的に優しい母親だと思う。
(あ、ちなみに姪っ子は猫OKのアパートで猫を飼っていたので、電車だと煩いので車で送迎してもらっていた。)
姪っ子は高校を卒業してすぐに免許は取ってはいたのだけれど、中々運転する機会はなく、たまに実家に戻った時に妹の車を運転していたくらい。
その場合は1日だけ保険に入るのだ。
1度だけ、私の車で車庫入れ(バック)の練習をしたことがある。
コンサートのない日、ほぼ車が駐車されてないので、市内の文化ホールの広い駐車場に行って、そこで練習した。
「角に後輪をほぼぶつけるようなつもりで入れるとキレイに入るよ」
と、分かり易く説明したつもりだったが、ほんとにぶつけた。www
縁石にタイヤがぶつかっただけなので、別にいいんだけど、「ぶつけるようなつもりで」って言ったのになぁ。笑
右からと、左からと、何度も何度もやってみたけれど、中々「よし!いいね!」には届かず、「うん、まあまあだね」くらいだった。
逆に周りに何もなさ過ぎて難しかったのかもしれない。
これが車が停まっていたら、絶対にぶつけないように何度も切り返しながらでも、ちゃんと入れるはずだもの。
さてさて。
今回のタイトル、初高速ドライブについて。
運動はやや〇〇な姪っ子だけど、実は結構キレのいい運転をする。
私も地元の山道を走ってるのを見て、中々上手いなと思ったものだ。
妹に聞いた話をそのままお伝えするけれど、思い出しただけで笑いと怖さとが背筋を登ってきて震えが来る…。(^^;)
いつものように一人暮らしをしていた姪っ子を迎えに行ったある日、練習にと、自宅に戻る高速を運転させてみたらしい。
高速道路は殆ど混んでいなく、カーブもそんなにないし、信号もないし、問題なく運転は出来たみたい。
ただ最後、高速を降りるときにこんな出来事があったらしい。
「〇〇ちゃん、そろそろ出口だからスピード落として」
「ぶうぃん!」(アクセルを踏んだ)
「えっ!お母さん、ブレーキないよ!ブレーキがない!」
「大丈夫、もうちょっと左にあるはずだから、落ち着いて探してみな?」
(めっちゃドキドキしているが、慌てた素振りを見せずに落ち着いた声で)
「ないよ、ない。。。あ、あった、これだ」
「ひゅーーーーー」(スピードが落ちてきた)
座り方が深くて、ブレーキまで足が届かなかったそうだ。
最初に両方踏める位置に座らないとね。
妹曰く、この時は一瞬だが死を覚悟したそうだ。
もしブレーキが見つからなかったら、その出口から下りないでそのまま行き過ぎて、アクセルから足を外させて、次の出口へと向かおうと思ったとのこと。
その短い時間に、それを考え付くなんて、やっぱり母親としてもスゴイけど、妹の機転がスゴイなぁと思った。
それを知っているので、姉弟二人一緒に来たことに私はハラハラしたよ。(^^;)
早く姪っ子の運転で、姪っ子自慢の車でドライブに行きたい。
と思っているおばさんであった。笑
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