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短編小説

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2023年9月の記事一覧

『短編』心臓のない木こり

『短編』心臓のない木こり

鬱蒼と茂る森にはブリキでできた木こりが住んでいました。
彼はオイルで動きブリキでできた手を使い、斧で木を切るのが仕事でした。
そこに人間の少女がやってきました。
「木こりさん、木こりさん、私のお家を知りませんか?」
ブリキの木こりは首を横に降りました。
「私はお家に帰るために旅をしているの、エメラルドの道がある国に行けばなんでも願いを叶えられるって聞いたの。知らない?」
エメラルドの国・・北東にそ

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