夏、そして。
もう7月になった。まだ少しジメジメしていて雨も降るし梅雨っぽさはあるけれど
暑さはもう夏っていう感じで。
この暑さがくるとどうしても高校を思い出してしまう。
たまたまではあるけれど、今日友達の付き添いでホームセンターに行って久しぶりにホームメイド用の木の匂いを感じて
高校時代の文化祭準備を思い出したから余計に夏を感じた。
文化祭準備を思い出すのもあるけれど、それと同時にいろいろ良かったこととか甘酸っぱい記憶とか辛い記憶も出てくる。
正直心がいちばんいい意味でも悪い意味でも動かされたのは高校時代であったから
そしてそのなかでもいちばん心が忙しかったのが夏だったから
この暑さを感じるようになると、どうしてももう戻れないあの夏を思い出してしまう。
ほんとは思い出したくもないこともあるけれど、実はその思い出したくもないことがいまの自分を作ってるし
なによりその経験があったからいま勉強したいことが明確に見つかってる。
高校2年の夏、そして3年の夏。いろいろ重なったこともあったけれど、結果的には人間関係に疲れたっていうことに帰着するとおもう。
いろんな人と関わることが多くて、みんな個性があってそれ自体はとても良いというか人間らしいというか。
あんまり詳しく書くと読んだ人が同級生とかだとバレてしまうかもしれないから書かないけれど
そういう個性があるのにどうしてこの時はみんな同じような意見になるのってなったり
なんでそうするんってなったり。
まだぼく自身が心が弱く若かったこともあって、受け入れられず
かと言ってそれをなにも考えずに話せるような人がいたわけでもなく、
抱え込んでしまった結果、人と関わることに疲れた。
でもそれがきっかけで、自分は意外と1人でも大丈夫って言うことに気づけたし、
心理学というやってみたい学問にもたどり着けた。
嫌な思い出だけれど、嫌なことばかりじゃないしなんならいま思うと助けの手を差し伸べてくれていた人はいたなあって。
いまからでも感謝を伝えるのは遅くないかな。相手からしたら僕がそんなに思いつめていたとも思っていないだろうし。
今だからこそわかるけれど、そういうときに助けてくれる存在のありがたさ。
当事者には気付かれないかもしれないけれど、それでも何度も助けようとすれば気づいてくれるだろうし。
そういうのは嫌だっていう人もいるだろうけれど、振り返ってみるとありがたいなって思うかもしれないし。
むずかしいけれど周りのことをもっと見れる人になりたいなっていう、夏の決意です。
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