見出し画像

勝手に予想!本屋大賞2024【1位~5位】

前回に引き続き、本屋大賞上位に食い込むと予想している5作品を紹介していきます!

5位『星を編む』凪良ゆう

昨年の本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』のスピンオフ作品、異例のノミネートです!凪良ゆうさん、強い・・・!私としても、前作・今作合わせて一つの作品と言っても過言ではないと思うので、書店員さんがおすすめするのも頷ける気がします。ただ単体で見ると、あくまでスピンオフのため、この順位と予想しました。

こちらは過去に詳しく感想を載せていますので、よかったら覗いてみてください♪


4位『黄色い家』川上未映子

一度読み始めると沼に引きずり込まれ、抜け出せないかのように夢中になってしまう作品でした。お金と真正面から向き合うことの恐ろしさ、空回りする主人公の責任感・・・。どうすれば17歳の少女が犯罪に手を染めることなく人生を立て直せていたのか、それともこうなることは必然だったのか。現代社会に訴えかけるような内容からも、上位入賞は間違いなしかと思っています!
こちらも過去に感想を書いていましたので、よかったらご覧ください!

3位『存在のすべてを』塩田武士

30年前に起こった神奈川2児同時誘拐事件。1人は翌日無事保護され、もう1人は誘拐から3年後に突然現れたものの、犯人は見つからず時効を迎えることとなる。時効を過ぎてもなお、この事件の真相に迫る一人の記者がいました。「事実」の裏に隠された「真実」が明らかになるとき、涙なしでは読むことができません。これは読んだ人々の心にずっと残り続ける作品になると思います。

2位『スピノザの診察室』夏川草介

周囲から一目置かれる確かな技術を持った医師、マチ先生。そんな彼も、戸惑いながら日々「命」と向き合い続けている姿が素晴らしく描かれています。現役医師である著者の願いが込められた作品でした。多くの人の手に届いてほしい、傑作です。

こちらも感想を載せていますので、気になる方はチェックしに来てください!

1位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈


各方面でこの作品、「主人公の成瀬が最高すぎる!」と賑わっていていますよね。
読みやすい短編構成、爽やかな読後感、ありそうでなかった主人公像。また読書初心者層も取り込めるような作品なので、書店員さんもおすすめしやすいことから、文句なしの大賞を受賞するのではないかと予想しています。こちらも続編が出ているので、ぜひチェックしたいところです!

いかがでしたか?
今年初めて、大賞発表前に10作品を読み終え、楽しい期間を過ごすことができました。
上位は特に結構自信あります!とか、初めてなのに言わないほうがいいのかな。笑

個人的には2位、3位の作品が推しなんですが、『成瀬』の盛り上がりには目をみはるものがあるので、大賞はやはり『成瀬』かなと。

本屋大賞発表は4月10日 13時30分~だそうです!
本好きの皆さんと一緒に楽しめるこの日が待ち遠しい^^

前回・今回とご紹介した10作品、どの作品も素晴らしいものばかりでした。今はどこの本屋さんへ行っても、これらの作品が一番目立つ場所にあると思います!このうち一つでも、ぜひ手に取ってみてもらえるとうれしいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?