【表現力UP】ワンランク上の文章テクニック
「わかりやすく伝えたい」
「もっとうまい文章を書きたい」
「文章で相手の感情を揺さぶりたい」
そんな願いを叶えるために、ワンランク上の文章テクニックを紹介します。
有料で公開しようと思っていましたが、この記事を見てくれた感謝を込めて、特別に無料で公開します。1,980円➡0円です。
ワンランク上の文章とは?
「わかりやすい文章」や、「心に響く文章」です。
「伝わらない文章」から、「伝わる文章」になっただけでもランクアップですが、この記事ではさらに「わかりやすい文章」や、「心に響く文章」を目指します。
この記事の内容は次のとおりです。
1、わかりやすい文章を書くコツ
2、心に響く文章を書くコツ
3、文章を書くときの注意点
【自己紹介】
名前:なお(40代 介護士&心理カウンセラー)
・自宅でこっそり稼ぐ副業ブロガー
・文章オタク
・心理学を応用したライティングが得意
次の書籍を読んで、「ブログで稼ぐための文章」や「心理テクニック」を学びました。
では、さっそく見ていきましょう。
わかりやすい文章を書くコツ
わかりやすい文章を書くことができれば、伝えたいことがきちんと伝わるようになります。
まずは、文章を書く目的である「伝える」をマスターしましょう。
【わかりやすい文章を書くコツ】
・結論から伝える
・シンプルに伝える
・数字を入れる
・わかりやすい表現に言い換える
・言い切る
結論から伝える
【PREP法】を覚えよう!
【PREP法】
➀結論 「~です」
②理由 「なぜなら~」
➂具体例 「たとえば~」
④結論 「つまり~」
【例文】
➀結論:読書は大切です。
②理由:なぜなら、読書には知識を増やしたり、想像力を鍛える効果があるからです。
➂具体例:たとえば、学術書を読めば歴史や科学に関する知識が増えるし、小説を読めば、他人の気持ちや考えを理解する力が身につきます。
④結論:つまり、読書をすれば人生が豊かになるのです。
【PERP法の落とし穴】
PERP法はわかりやすく説明するのに適していますが、PREP法ばかり使っているとマンネリ化します。
言葉のバリエーションを増やして、マンネリ化を防ぎましょう。
わかりやすい文章を書く「型」は他にもあります。
・DESC法(デスク法)
・SDS法(エスディーエス法)
順番に見ていきましょう。
DESC法(デスク法)
① Describe:描写
②Explain:説明
③Specify:提案
④ Choose:選択
DESC法は、ブログのリード文(冒頭文)を書くのに適した型です。
簡潔に記事の要点を伝えられて、「記事を読んでみたい」と行動を促すことができます。
DESC法でリード文を書くと、次のとおり。
【例文】
①描写:毎日頑張っているのに、体重が減らないと悩んでいませんか?
②説明:実は、体重を減らすには筋肉をつけることが大切なのです。
③提案:そこで今回は「自宅でカンタンにできる運動」を紹介します。
④選択:この記事を参考に、あなたも今日からダイエットを始めませんか?
DESC法で書くだけで、70点くらいのリード文になります。
さらに魅力的なリード文にするには、
1、共感
2、結論
3、実績
4、記事を読むメリット
5、ベネフィット
を入れます。
描写:毎日頑張っているのに、体重が減らないと悩んでいませんか?
共感:頑張っても体重が減らないと、心が折れそうになりますよね。
私もそうでした……
説明:実は、体重を減らすには筋肉をつけることが大切なのです。
提案:そこで今回は、自宅でカンタンにできる「〇〇エクササイズ」を紹介します。
記事を読むメリット:この記事を読めば、今までにない効果的なエクササイズを知ることができますよ。
結論:「〇〇エクササイズ」は、普段使っていないインナーマッスルを刺激できるオススメのダイエット法です。
実績:私はこの方法で、3か月で5.8kgのダイエットに成功。
ベネフィット:今では、好きな服を着れるようになり、「オシャレになったね」とほめられるようになりました。
選択:忙しくても続けられるので、今でも継続しています。
あなたも今日から「〇〇エクササイズ」を始めてみませんか?
一緒に理想の体型を目指しましょう!
SDS法(エスディーエス法)
①Summary:要点
②Details:詳細
③Summary:要点
SDS法は、ニュースや自己紹介によく使われる型です。
相手が理解しやすい文章構成になっています。
・うまく伝えられない
・文章がまとまらない
と悩んでいる方にはオススメの型です。
ブログに応用すると、商品の特徴を紹介するときにピッタリですよ。
理由は、第三者の視点で商品を紹介できるので、押し売り感が消えるから。
たとえば、次のような感じです。
【例文】
要点:子育て世代からウォーターサーバーが選ばれる理由は、次の3つです。
1、安心・安全
2、手軽さ
3、経済的
詳細:子育て世代からウォーターサーバーが選ばれる理由を、詳しく解説します。
1、安心・安全:浄水された安全な水なので、ミルク作りや離乳食作りに最適です。
2、手軽さ:公園遊びの後や、帰ってきたばかりのお子様が、すぐに冷たいお水を飲むことができます。
わざわざ重たいペットボトルを購入する必要もありません。
3、経済的:長期的に見ると、ペットボトルを購入するよりも経済的です。
要点:ウォーターサーバーは、子どもにもお財布にもやさしいので、子育て世代から選ばれています。
忙しいママをサポートしてくれる心強い味方です。
シンプルに伝える
わかりやすい文章にするために、シンプルに伝えましょう。
あれもこれも詰め込み過ぎると、結局、何が言いたいのかわからなくなりまます。
次の例文を比較してみましょう。
長文だと読むのも大変ですし、回りくどいですよね。
とはいえ、シンプルに伝えるデメリットもあるので、合わせて紹介します。
<シンプルに伝えるメリット・デメリット>
【メリット】
・読者が理解しやすい
・リズムが良くなる
・時短になる
【デメリット】
・味気ない文章になる
・表現の幅が狭まる
・誤解が生じる可能性がある
シンプルに伝えるメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
【シンプルに伝えるメリット】
・読者が理解しやすい:複雑な言葉を使わず、誰でも理解しやすい文章になります。
・リズムが良くなる:一文を短くするとリズム感が生まれて、読みやすくなります。
・時短になる:読者は短時間で内容を把握できるため、情報伝達の効率が向上します。
【シンプルに伝えるデメリット】
・味気ない文章になる:シンプルな文章は味気なく、面白みに欠けると感じることがあります。
・表現の幅が狭まる:複雑なニュアンスや感情を表現するには、限界があります。
・誤解が生じる可能性がある:過度に単純化しすぎると、重要な情報が抜け落ちたり、誤解を招く可能性があります。
シンプルに伝えるコツは次のとおりです。
・一文を短くする
・ワンセンテンス・ワンメッセージ
・余計な接続詞を削る
・箇条書きを使う
【一文を短くする】
文章のぜい肉をそぎ落とし、スリムにするイメージです。
なくても意味が通じる言葉を削り、スッキリと読みやすい文章にしましょう。
【ワンセンテンス・ワンメッセージ】
ワンセンテンス・ワンメッセージとは、「一つの文で一つのことを言う」ということです。
【余計な接続詞を削る】
接続詞を削ることで、文章はより簡潔になり、読みやすくなります。
なくてもいい接続してを削り、文章をスッキリさせましょう。
【接続詞を削るコツ】
「そして」 は、多くの場合、削ることができる。
「だから」「それで」 は、前の文の内容から自然に続く場合は、削ることができる。
「しかし」「けれども」 は、対比を表すときに使われるので、むやみに削らない。
【例文】
【箇条書きを使う】
箇条書きを使うと、文章が整理され、読者が目的の情報をすぐに把握できます。
積極的に箇条書きを使い、文章を整理しましょう。
シンプルな文章は、情報を効率的に伝えるのに有効です。
しかし、すべての状況においてシンプルな文章が最適とは限りません。
状況や目的に合わせて、適切な表現方法を選ぶことが大切ですね。
数字を入れる
数字を入れることで、抽象的だった文章が具体的になります。
たとえば、次のような感じです。
わかりやすい表現に言い換える
【難しい言葉をわかりやすく伝える】
難しい言葉、わかりにくい言葉を、わかりやすい表現に言い換えましょう。
馴染みのない漢字や、専門用語が多いと読むのが面倒になります。
面倒だと思われたら、ページを閉じておしまいです。
わざわざ面倒なことはしたくないですよね?
ターゲットに合わせた言葉を選び、わかりやすく伝えましょう。
【チェックポイント】
・馴染みのない漢字ではないか?
・読者がわからない専門用語ではないか?
カタカナを使う前に、「読者が理解できるか?」と、読者の視点で考えるのがオススメです。
【指示語を具体化する】
指示語とは、文章の中で一度述べたことを繰り返さずに指し示す言葉です。
次のような言葉が挙げられます。
・あの ・あれ ・その ・それ
・この ・これ ・こちら ・あちら
・そちら ・あんな ・そんな ・こんな
飛ばし読みをしていると、指示語が何を指しているかわからなくなります。
読者はスマホをスクロールしながら、興味のある部分だけ読む傾向があるので、指示語が多いと混乱したり、話がわからなくなるのです。
「わかりにくい文章」だと思われると、「わかりやすい文章」を探しに他のサイトへ行ってしまいます。
つまり、カンタンに離脱されるのです。
ブログのような無料で読める情報は、興味があって購入した本とは読み方が違うことを理解しましょう。
ブログを書くときは、飛ばし読みをされること前提で、わかりやすく伝えるように意識したいですね。
【イメージしやすい表現】
【例え話を使う】
イメージしにくい内容を伝えるときに「例え話」を使うと、相手の頭にスーッと入ります。
【ユニークに例える】
ユニークに例えることで、個性を出すことができます。
「独自性がなくて差別化できない」と悩んでいる方には持ってこいです。
※だたし、ユニークな例えが多すぎるとアクが強い文章になるので、ご利用は計画的に。
お笑い芸人「くりーむしちゅー:上田晋也」のたとえツッコミがめちゃくちゃ参考になりますよ。
たとえツッコミの一部を紹介します。
【漢字をひらく】
漢字をひらがなにすることを「ひらく」といいます。
ひらがなを漢字にすることは「とじる」です。
漢字を開くことで、読みやすくなります。
漢字ばかりだと読みにくいですし、「内容が難しそう」という印象を与えてしまいます。
また、漢字を開くことで「使い間違いを防げる」のもメリットです。
次に紹介する漢字は開くのがオススメですよ。
「ひらく」ことが多い漢字一覧
言い切る
わかりやすい文章を書くためには「言い切る」ことが大切です。
「〇〇は✕✕です」というように、スパッと言い切りましょう。
きちんと言い切らないと、あいまいで、回りくどい表現になります。
結果、何が言いたいのかわからなくなってしまうのです。
なぜ言い切れないのか?
もしも、言い切ったことが違ったときに、批判されるのが怖いからではないでしょうか?
責任を逃れるために、あいまいな表現を使いたくなる気持ちはわかります。
しかし、情報を発信する以上、自分の言葉に責任を持ちましょう。
【悪い例】
心に響く文章を書くコツ
目に浮かぶ表現
ちょっとした表現を変えただけで、より心に刺さる文章になります。
たとえば、次のような感じです。
Aの文章を読んでも「ふぅ~ん」で終わってしまいますが、
Bの文章では「感動して涙をこらえる様子」が目に浮かびませんか?
「嬉しい」を別の表現にすると、次のような感じです。
ベネフィットを語る
ベネフィットとは、商品やサービスを利用することで得られる「うれしい未来」のことです。
ベネフィットを語れば、顧客の心に響き、購買意欲を高めることができます。
商品ではなく、うれしい未来を売りましょう。
【ベネフィットがない文章】
【ベネフィットを語る文章】
感情表現を入れる
「感情表現」を入れると心に響く文章になります。
感情のままに書き殴った文章の方が、キレイにまとまった文章よりも心に響くのです。
例として、はてなブログに投稿された「保育園落ちた日本死ね!!!」を紹介します。
五感を刺激する
五感を刺激する文章は、臨場感を与えることができます。
「オノマトペ」を使えば、文章に奥行きや臨場感を出すことがでるのでオススメです。
「オノマトペ」とは、言葉で音を模倣したり、様子を表したりする言葉のこと。
例を見ていきましょう。
【視覚を表現するオノマトペ】
【聴覚を表現するオノマトペ】
【触覚を表現するオノマトペ】
【味覚を表現するオノマトペ】
【嗅覚を表現するオノマトペ】
【感情のオノマトペ】
文章を書くときの注意点
文章を書くときの注意点を紹介します。
・重複表現
・誤字脱字
重複表現
重複表現とは、同じような意味の言葉を重ねて使うことです。
重複表現は文章が冗長になり、読み手の理解を妨げてしまいます。
文章全体の印象が悪くなるので、重複表現に気をつけましょう。
【重複表現の例】
誤字脱字
誤字脱字があると、文章の説得力がなくなります。
なぜなら、著者の信用がなくなるからです。
「文章を間違える人の記事なら、内容も間違えているかも……」
読者は、「記事の情報を信じていいのだろうか?」と不安になるでしょう。
「他のサイトも見て確かめよう」と離脱の原因になります。
つまり、誤字脱字があると読者に逃げられてしまうので注意しましょう。
【誤字脱字を防ぐ方法】
・音読する
・違う媒体で読んでみる
・誰かにチェックしてもらう
【音読する】
声に出して読むと、文章のリズムや流れが自然かどうかを確認できます。
耳で聞くことによって、違う感覚を使ってチェックできるので、不自然な箇所や繰り返しで、引っかかりを感じるでしょう。
音読することで、誤字脱字だけでなく、文の流れの改善もできるのでオススメです。
【違う媒体で読んでみる】
パソコンで作った文章を「スマホ」で読んでみたり、「印刷」して読んでみたり、違う媒体で読むとミスに気づきやすくなります。
理由は、同じ内容でも表示される形式が変わることで、新たな視点で文章を確認できるからです。
普段見逃してしまうミスに気づきやすくなるのでオススメですよ。
【誰かにチェックしてもらう】
第3者に文章を読んでもらい、意見をもらうことで、客観的な視点から文章を見直すことができます。
漢字や表現の間違いは、同じ人間がチェックしても見つけにくいですから。
誤字脱字を見つけるためには、第三者の目が大切です。
とはいえ、チェックしてくる人なんて身近にいないと思うので、スペルチェックのツールを使うのもありですよ。
さいごに
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ぼくは、読者さんの人生を変えたいと思っています。
文章で誰かを幸せにできればステキですよね。
文章にはそれだけの力があります。
とはいえ、まだまだ文章力の修行中。
一緒に頑張っていきましょう。
あなたを心から応援しています。
【追伸】
ブログ初心者が【0→1】を達成するための文章テクニックは下の有料記事にまとめました。
まずは無料部分を立ち読み感覚で読んでみて、興味が湧いた方のみ購入してください。
※価値がないと感じたら、返金いたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?